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2005年09月22日
カルチャークリエイテイブとは?(第6回 LOHAS会議レポート その2)
第6回 LOHAS会議において、主催者の一人であるフランク・ランペさんにお話をうかがいました。
Q:LOHASというコンセプトと「カルチャー・クリエイティブ」というコンセプトの関係は?
F:社会学者のポール・レイが新しい消費者として「カルチャー・クリエイティブ」を提唱したのが1998年で、その後金融業界からカルチャー・クリエイティブを対象にした企業はどこかと聞かれるようになったんです。その代表とでもいうべき企業がGAIAMで、彼らが最初にLOHASというコンセプトを打ち出したのです。私たちはGAIAMとミーティングを持ち、まずはLOHAS市場の規模を算出しました。99年の秋に実施したリサーチの結果、驚くべきことにマーケットの規模は2,268億ドル(約27兆円)でした。
Q:カルチャー・クリエイティブとはどんな人たちですか?
A:1998年に社会学者のポール・レイと心理学者シェリー・アンダーソンが新しい人々として「カルチャー・クリエイティブ」と命名しました。ポール・レイとシェリー・アンダーソンは13年にわたり、10万人を超えるアメリカ人を対象としたアンケート調査、100以上のグループインタビュー、多勢の個別インタビューを通じて、この新しいグループ像を導き出しました。
その調査によって、アメリカ人を3つのタイプに分類しました。伝統派、近代派、そして「カルチャー・クリエイティブ」です。
「カルチャー・クリエイティブ」とは、エコロジーや地球環境、人間関係、平和、社会正義、自己実現そして自己表現に深い関心を寄せる人たちです。その名の通り、文化を創る人たちです。彼らの推計によればその数は5千万人にのぼります。
書籍『カルチャークリエイティブ (The Cultural Creatives)』では有名人を3つのタイプに分けています。興味深かったのでここに掲載します。(一部英語のままですいません)
続く
Writing: owadajunko