2005年10月19日
GAIAM(ガイアム) LOHAS企業の紹介(米国) その2
LOHASというコンセプトとその名称の名付け親はガイアムという企業です。
ガイアムは、1988年にコロラド州ブルームフィールドにてイルカ・リサビィさんが設立しました。
カルチャークリエイティブ層を対象に、情報提供、商品・サービスの販売を行っています。WEBサイトを通じて環境に配慮した家庭用品、クリーンエネルギー機器、自己開発関連商品(ヨガのビデオなど)の販売を行うとともにオリジナル商品の卸売りを行っています。特にヨガのDVDなどが人気だそうです。
2002年の夏の時点では、相乗効果の出る小企業を次々買収し事業を広げています。カタログ+Web+店舗(全国21,000店)でコーナー展開するほか、オリジナルショップも展開というマルチチャネル販売で年商100億円超。E-bayと並んでEコマースで利益を出している数少ない企業の一つです。
さて、今日(2005年10月19日)、かつてGAIAMと提携交渉をした倉持さん(前ロハスインターナショナル社長)にGAIAMの近況をうかがってきましたので、その後の状況を補足いたします。
(※ちなみに、倉持さんは今年の7月からはアソシエイト・ジャパン・インクという会社を設立され、新しいLOHAS事業をされています。)
創業者のイルカ・リサビィさんは東欧出身で48歳になりますが、アテネオリンピックの陸上競技にも出場されたそうで、なんと20歳の頃には金メダルを取ったというトップアスリートの経歴をお持ちだそうです。
その後、アメリカで色々な仕事につき、オフィスサプライ(アスクルのような事業)の”コーポレート・エクスプレス”を創業し、成功して売却されました。その後、これからの時代は・・・ということで、GAIAMを創業されました。
GAIAMの売上はその後、100億円を超えるにまで成長し、代表のイルカさんは、コンシャスメディアという出版やLOHAS会議を主催する会社のオーナーも務められているそうです。
Writing: owadajunko