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2006年01月31日

「ハッピーキャリア&ハッピーライフを見つけよう」シンポジウム報告

「ハッピーキャリア&ハッピーライフを見つけよう」と題するシンポジウムは、
「女性と仕事の未来館」が年に一回行うイベントのメインイベントとして
1月28日に開催されました。
土曜日にもかかわらず、200名を超える女性が参集。
遠くは岡山や沖縄からの参加者も。

シンポジウムのパネラーはSRI(社会的責任投資)会社を経営する、秋山をねさんと、
「おひとりさま向上委員会」の代表、葉石かおりさんと大和田でした。
コーディネーターは未来館館長の渥美雅子さん。
まずは、パネラーのお二人をご紹介いたしましょう。

インテグレックス代表取締役 秋山をねさんは、こんな方です。

私と同世代の秋山さんは、1983年慶應義塾大学経済学部卒業後、
米系証券会社で米国債トレーダーを務め、
2001年、日本での社会責任投資(SRI)の普及のため(株)インテグレックスを設立されました。
ウオールストリートでアメリカ人トレーダーと方を並べ、
日本人女性トレーダーとして活躍した経験もお持ちで、すごいですね。

「あなたの1万円が社会を変える」をモットーに、企業の社会貢献(CSR)の調査を続け、
社会的責任投資(SRI)で、誠実な企業を応援することで、
よりよい社会づくりをしようと提唱する社会起業家です。
04年5月には同社の調査をもとにした「ダイワSRIファンド」の発売も話題になり、
「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2005」大賞を受賞されました。

ご家族は小学校6年生のお嬢様。
独立してまもなく離婚されたとかで、今は娘が仕事の応援団長とか。

ウーマン・オブ・ザ・イヤー2005
http://www.nikkeiwoman.net/woy/woy2005/woy2005.htm
インテグレックス
http://www.integrex.jp/


おひとりさま向上委員会代表 葉石かおりさんは、こんな方です。

“おひとりさま”とは、個が確立できている女性のこと。
一人の時間も楽しく豊かに過ごせる女性のこと、だそうです。

代表の葉石さんは、女子大生が、女子大生というだけでもてはやされた時代に、
TBSラジオに入社されました。入社試験の面接の歳に「東京ドームは何に見えますか?」との質問に
「メロンパン」と答えて晴れて合格。しかし、ラジオキャスターを務めるものの、
お局様の厳しいイジメに遭い転職。続いて女性週刊誌の記者として12年。
そして、2001年からフリーになるとともに「おひとりさま向上委員会」代表に。
以来、各メディアで活動中。

ご家族は6歳年下の夫と猫ちゃん。だんなさんは家事の殆どをやってくださるそう。

http://ohitorisama.net/ohitorisama/index.jsp


不思議なご縁で、秋山さんには『日本をロハスに変える30の方法』の中で
95人のオピニオンリーダーの方々に「私にとってロハスとは?」を寄稿いただきましたが
そのお一人でした。


そして、葉石さんは私たちが出版した『日本をロハスに変える30の方法』と
同じ講談社の女性編集者が目下本の執筆を依頼されている方なんだそうです。

そんな三人が集まってどんな話しが展開したか・・・


まず、キャリアの切り開き方として私がお話したのは、
女性が結婚、育児などと仕事をどのように両立させていくか、
会社に勤めるだけのワークスタイルではなく、多様な働き方が今では可能になったと。
その中で、自分として何かテーマを決め、会社勤めであっても、育児休職中であっても、
細く長く、そのテーマを究めていくことが
その人ならではのパーソナルデザインにつながっていくのではないかと。

産休中でも、そのテーマについて情報を収集し、ブログなどを通じて情報発信していく
そしてそのブログでの活動を通じて、新しい出会いが、同じ価値観を持った人との
出会いが次々に起きていく。
それが一緒に何かプロジェクトを始めることにつながったり、一生の友達になることも。

そして、もちろん、LOHASについてもお話しました。
LOHASの概要と、それが新しい価値観として
今後、生活や職場から社会をサステナブルな方向に変えていく可能性をもっていることを。

他のお二人の発言については、また後日・・・

Writing: owadajunko

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