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2006年02月17日

メルマガVol.16 底冷え京の町歩き「錦」編 (2/17)

LOHAS(ロハス)実践の視点・ヒントをお届け
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◆◇    大和田順子のLOHAS(ロハス)のすすめ         
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◆◇       【16号】2006年2月17日          
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 目次:1.底冷え京の町歩き 「錦」編 木下明美さん
    2.私が『日本をロハスに変える30の方法』を書いた理由
    3.お知らせ LOHAS ACADEMY 4期生募集中

「梅は咲いたか、桜はまだかいな」とは端唄の「梅は咲いたか」の 
 冒頭の歌詞ですが、家の近所の羽根木公園も梅まつりで
 今週は梅が咲き始めました。
 梅を使った色々なお菓子や食品が並びますが、
 私は経堂の和菓子屋、亀屋さんの梅大福が大好きです。

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┃「京風ロハスな暮らし」第2回 
┃ 底冷え京の町歩き 「錦」編  
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 さて、京都在住のジャーナリスト木下明美さんから届く
 京都LOHAS便り。今日はその2回目ということで
 底冷えの厳しい京都の冬の暮らしをお届けします。

真冬に信州の松本に講演に行ったことがありますが、
京の底冷えに慣れているのでさほど寒いとは感じなかったです。
それよりも雪山に囲まれた盆地のこの風景は、何処かで見たことが?
それもそのはず、私の第二の故郷、4年前の冬季オリンピックの
開催地、ソルトレークシティーと姉妹都市だったのです。
ロッキーの雪山が美しい清潔な州都です。
京都~ソルトレーク~松本=わが盆地繋がりを喜んだことでした。
会場の方にイナゴの佃煮をいただいこともよく覚えています。

いくら京都は底冷えがキツイといっても猫じゃあるまいし、
丸くなって籠っているわけではありません(笑) 
地下で繋がってはいない町(高島屋、大丸間だけは阪急電車の
地下道伝いに行ける)なので、
地上を歩く時にはそれなりの装備が必要。
京風の防寒着で大阪へ行くと、
いつも余分に着込んでいるな~と失笑。
しかし、帰路に降り立つ鴨川べりや比叡おろしの吹くあたりは、
夏は、良い好い、冬は、怖い!油断は禁物です。

先日,京阪電車の沿線に住んでいる大学時代の友人、K子と
街中で遊びました。
遅い目のランチは錦(観光案内には錦市場とありますが、
京都人は錦としかいいません)を歩いて、
京野菜「かね松」の2階に数年前にオープンした
「やおやの二かい」に行ってみました。
誰かを案内していこうと待たせてあったお店です。

続きはこちら↓
http://www.owadajunko.com/archives/2006/02/2.html

木下明美さん(ジャーナリスト・コラムニスト)
をご紹介いたしましょう。

 京都府出身、京都市左京区在住
 70年代半ば、夫の留学に伴い渡米。
 帰国後、本の情報誌編集長を経て、現在はジャーナリストとして
 京阪神の各種委員、関西学院大学非常講師を務め
 講演・執筆などで活躍中。
 『女の言葉が男を変える』(講談社)他、著書多数。

ホームページ、ブログには仕事、映画、着物日記などを
ほぼ毎日綴っていらっしゃいます。
http://www.kinoakemi.com

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┃私が『日本をロハスに変える30の方法』を書いた理由
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You can make a difference 世の中を変えるのは私たち一人一人  

毎日私たちがしている“買い物”が会社や社会を変える。
『より良い社会のためのお買い物』
(shopping for a better world)という本に出会ったのは
16年前の1990年のこと。衝撃的でした。
買い物をする際、商品を選ぶのに、
それを作った会社が環境に配慮しているか、
女性や少数民族を登用しているか、動物実験していないか、
軍事政権に関与していないか、
といった観点で評価したお買い物ガイドなんです。
まさに今企業で注目されているCSRの源流がここにあります。
米国の市民団体が作成したベストセラー。
この本との出会いが私の原点です。

その後、日本のボディショップで7年、環境保護、人権擁護、
動物実験反対といったテーマで
グローバルキャンペーンを展開しました。
企業は利潤の追求と共に“社会変革”を担うことができるという、
創業者アニータ・ロディックの考え方を肌で感じる日々でした。
生活者や企業も社会の変革を担うことができる、
世の中を良い方向に変えることができると
確信するようになりました。

2001年、イースクエアに所属している時、
社外取締役であるビル・シャーマンさんから
「カルチュアル・クリエイティブ」や「LOHAS会議」のことを聞き、
大変興味を持ちました。
新しい層が台頭している、その人たちは自分の健康から
持続可能な社会の実現までを志向し、
またその人たちを対象にしたビジネスが増え、支持を集めていると。

さっそく翌年、第6回LOHAS会議に参加。
全米から集まっている300余名の社会起業家たちの熱気。
若者から年配の方まで、女性も沢山いらっしゃいました。
プレゼンテーションは、その年初めて報告された
米国におけるLOHAS層の調査結果や、
GAIAM、ホールフーズなど成功している数々のLOHAS企業の
経営者の話など。
そのいずれもが大きな感銘とインスピレーションを
与えてくれるものでした。
そして、その模様を2002年9月に「日経新聞」や
「日経エコロジー」に寄稿。
日本で初めてLOHASを紹介したレポートとなりました。

昨年9月に「NPOローハスクラブ」の藤崎健吉さん、
くにたかおるさん、そして講談社ビジネス出版部の
編集者 依田則子さんとの出会いがありました。

LOHASを、新しいマーケティング、新しいビジネスモデルの
可能性を秘めたコンセプトという観点から、
国内の事例をケースとして読み解こうと、
この本の執筆が始まったのでした。

オンリーワンブランド、地域ブランドとして愛されている理由が、
その取材の過程から明らかになっていきました。
そのビジネスを行っている経営者そして従業員がLOHASの価値観をもち、
その価値観に則ってビジネスを走らせているからなんです。

『日本をロハスに変える30の方法』は、おかげさまで発売以来
amazonマーケティング部門で1位をキープしていますが、
そんな静かなブームの理由もここにあるのではないでしょうか。

http://www.owadajunko.com/archives/2006/02/post_18.html

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┃お知らせ NPO「ローハスクラブ」LOHAS ACADEMY 4期生募集中
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人気のLOHAS ACADEMYですが、ただいま4期の受講生を募集中です。
毎回、各分野でご活躍の方をお招きしてのトークが楽しみです。
http://www.lohasclub.org/200.html

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┃ 編集後記
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ボディショップ創業者アニータ・ロディックさんの新刊
企業は利潤の追求だけでなく、社会変革も担える存在であると
http://www.owadajunko.com/archives/2006/02/business_as_unu.html 

本格LOHASを知る一冊『日本をロハスに変える30の方法』
http://www.owadajunko.com/archives/2006/01/120_30.html


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  発行・編集:大和田順子
  URL: http://www.owadajunko.com
  E-MAIL: j-frog@s2.ocv.ne.jp
 
  ●メールアドレスの変更・配信停止はこちらからできます。
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Writing: owadajunko

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