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2006年04月23日

LOHAS実践講座 第2回(4/22) ヘルシーライフスタイル&オルタナティブヘルスケア 報告

昭和女子大オープンカレッジで開催しているLOHAS実践講座、第2回目は
ヘルシーライフスタイル&オルタナティブヘルスケアをテーマに実施しました。
講師は、『日本をロハスに変える30の方法』の著者の一人であり
株式会社藤崎事務所代表取締役の藤崎健吉さんにお願いしました。

写真はボールダーに本社があるハーブティーメーカーCELESTIAL SEASONINGS社のハーブティーです。
ここのハーブティーはもちろんオーガニックですし、ティーパックにひもがついていない
環境に配慮した作りにもなっています。
藤崎先生がポットに作って持参してくださいまして、皆でそれをテイスティングすることから
講義はスタートしました。

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ヘルシーライフスタイル(健康的な食生活)では、LOHASが始まったアメリカのオーガニック運動や
自然食ビジネスのことから、日本の有機農業の歴史、マクロビオティック、フードセキュリティなど
広範囲に及び、私自身もノートを取るのが大変なほど密度の濃いものでした。
一時間目の終わりには、「では実際に農薬を使わないで育てられた玄米で作った一口大のおにぎりを
100回噛んで味わってみましょう」というワークショップも行いました。

genmai.jpg

この玄米は、受講生のお一人である平城さんからご提供いただいたものです。
平城さんは、山形で20年以上、有機栽培で冷害にも負けない強くておいしいお米を作り続けいている
高橋剛さんのお米を販売する会社を経営されています。
この玄米を私が自宅で炊いて、一口大の塩にぎりにして持ってきました。
100回噛むのはけっこう大変ですが、口の中に甘みが広がって、何て玄米はおいしいんだろうと
思いましたが、参加者の皆さんにも今度感想をお聞きしてみます。
それから、原稿を書き上げようとか、企画書をまとめよう、試験勉強をしようという時など、
集中して何かをしようというときには、玄米食や野菜中心の食生活にすると集中力が高まるそうですよ!


二時間目のオルタナティブヘルスケア(代替医療)では、代替医療の種類、活用する意義、
統合医療など今求められている医療のかたちについてお話しがありました。

私自身も最近は日頃から食生活に気を付け病気にならないよう心がけるとともに、
具合が悪くなった時もすぐに西洋医療のお医者さんに行って抗生物質を飲んで安心するという
スタイルを止めるよう心がけています。
また、最近は中医学に関心を持って本を読んだり、薬局に行って相談にのっていただいたり
しています。

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藤崎先生はこれまでも、食と農をテーマに数多くの企画、博覧会、展示会、ミュージアムや
ショップなどを手がけられてきました。小さい頃の夢は畑を持つことだったそうで、
東京農大を卒業後、ご自分で事務所を開かれ第一線のプランナーとして活躍してこられました。
昨年の愛知万博では「ヨルダン館」をプロデュースされ、死海から水を運び
今では週末は畑で、農作物を育てることを何より楽しみにされています。

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下の写真は4月中旬に打合せで藤崎事務所におうかがいした際に迎えてくれた桜と満開の桜の屏風です。
4月から毎日あちこち歩き回って、今年はゆうくりお花見もできなかったと思っていた矢先の桜と屏風絵で
本当に感激しました。
新清水の桜の舞台は、歌舞伎座の大道具師さんが描かれたものだそうです。
事務所には中央にキッチンがあって、打合せの途中から畑で採れた野菜を自ら料理してふるまって
くださることもしばしばです。藤崎先生のLOHAS実践のひとこまでした。

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Writing: owadajunko

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