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2006年08月20日

『運命の法則 -好運の女神と付き合うための15章』

          著者 : 天外伺朗(てんげ しろう)さん (飛鳥新社)

天外さんは、ソニーでCDの共同開発者、ロボット「AIBO」の製作責任者として世界的に有名なエンジニアです。魂と意識の成長・進化をテーマに活動を続けておられます。天外というお名前はペンネームで、本名は土井利忠さんです。
その他、『「あの世」の科学、「この世」の科学』、『般若心経の科学』、『宇宙の根っこにつながる瞑想法』などの著作も。

   
人が行動をする時には、2種類の動機があるといいます。
“内発的動機”と“外発的動機”です。外発的動機は、出世したいとか、お金儲けしたいとか、人に褒められたいといったエゴの追求であり、外から報酬がくるものです。
一方の内発的動機は、心の底からこみ上げてくる喜びや楽しみで、意識の深層部からこみあげてくるものです。

今の社会は、小さい頃から競争させられ、会社でも目標による管理や成果主義といった外発的動機が強く、エゴを追求する社会であり、内発的動機は抑圧されていますが、この内発的動機に基づいて行動できる人が多くなると社会は良くなる、といいます。

人間は、意識の成長・進化が進むにつれ、戦う人生から次第に好運に恵まれた人生に移行すると。個人、会社、社会に好運を呼び込む考え方ですね。
まさにLOHASの価値観にぴったり符合する、自己開発・成長ではないでしょうか。

また、天外さんは、意識の成長・進化をすすめるため、「ホロトロピック・ネットワーク」という会で活動されておられます。
『ホロトロビツク』という言葉は、スタニスラフ・グロフ博士の造語で、ギリシャ語の「holos(全体)」と「trepein(向かって進む)」を合成して、「全体性に向かう」という意味です。個が個を離れて、全体としてひとつの宇宙と融合し、一体感を増していくということから、人々の「意識の成長・進化」をあらわしているそうです。

会の活動としては、セミナー、瞑想・座禅、気功や各種ツアーを開催されています。
http://www.holotropic-net.org/top.htm



Writing: owadajunko

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