2006年09月27日
ホーリスティック・リトリート「穂高養生園」で心と身体を癒す
8月にも滞在した長野市安曇野市にあるホーリスティック・リトリート「穂高養生園」に、今回は18歳の娘と行ってきました。(9月12日(雨)~13日(雨))
※雨がそぼふる。稲の金(奥)と、ソバの花の白(手前)が美しい。
駅から車だと15分程度のところですが、娘が歩こうというので有明の駅から歩きはじめました。
徒歩1時間のはずだが、シトシト秋雨が降る。8kmほどあるらしい。途中、サークルKをみつけ、トイレに。
お茶を買って歩き続ける。だんだんと雨足が強くなってきて風も出てきました。
郵便局をみつけ、切手とはがきを買い、地図をもらう。近くにおそばやさんは無いか・・・寒いしお腹がすいたしジーパンも濡れてきて何とかしたい。
1.5時間歩いたところでうどん屋さんを発見「蛙遊庵」(あゆうあん)。
山野菜てんぷらうどん600円、地鶏のつけ汁うどん750円(ゆず風味)。
そしてどうしてもおそばが食べたいと言っていたところ、一人前無いのでと残りを盛りそばで出してくださいまして。生き返りました。
うどんやさんから養生園まではタクシーに乗ることに。
※天ぷらは、一口大のかき揚げ、レンコン、舞茸など5種類も。
8月に滞在したときはお目にかかれなかった養生園の代表の福田さん。
今日は森の家にご本人も泊まるそうで。福田さんが養生園を始めたのは20年前のこと。
20代はインドに長く滞在し、その後、身体を直すのは自然治癒力だと考え、東洋医療を学び、各国のホーリスティック医療施設を視察し、養生園の開設に至ったそうです。
昨年には森の家、今年は個人の瞑想用施設「コクーンハウス」を3棟建設しました。
※森の中に静かにたたづむホーリスティック・リトリート
前回は里の家に泊まりましたが、今回は里の家から徒歩30分登ったところ、近くに川の流れる森の家に泊まることにしました。建物は木造です。壁は塗り壁。一切化学物質は使用していません。
今日は寒いので森の家のホールの薪ストーブに火が入りました。ディジリドゥの音楽が流れています。
多くの来園者はヨガマットを敷き、毛布をかけて横になったり、思い思いの静かな時間を過ごします。
※ホール前の庭をサルの家族が歩いていました。
養生園の一日は朝の瞑想(散歩やヨガの日も)に始まります。
温泉は朝の9:00~夜の9:00まで入浴できます。木の浴槽が肌に柔らかです。
食事は朝食は10:30、夕食は17:30と一日2回です。午後は基本的には治療の時間で、アロマセラピーのマッサージ、ゲルマニウム温浴、鍼灸などを受けることができます。
初回は福田代表による健康相談を受けることをお勧めします。
最近は2泊3日のデトックスコースも人気とか。
何と言っても楽しみはやっぱり食事です。今回の夕食のメニューは・・・
・玄米ご飯に漬物。三年番茶
・スープ:にんじん、パプリカのスープ。たまねぎ入り。ドライパセリがかかっている
・主菜1:テンペのソテー。味付けはしょうが醤油。インドネシアの大豆発酵食品。しゅんぎくのくるみ味噌和え。梅酢ショウガ千切り添え。
・主菜2:グラタン。中にズッキーニ、長ネギ。ルーはリブレフラワー(玄米粉)で
・副菜:山くらげとエリンギの炒め煮。
・デザート:オートミール入り豆腐プディング、味付けはメイプルシロップ。リンゴのスパイシーケーキ。
ほんとにおいしい!マクロビベースですが、これまでにいただいたマクロビの食事で最も美味しいと私は思っています。
久々にアルコールを口にしない一日で画期的でした(笑)!
夕食後はワークショップと瞑想、翌朝はチベット仏教の朝のお祈りに参加しました。
Writing: owadajunko