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2007年02月10日

西邨まゆみさんのマクロクッキングライブ

マドンナのプライベートシェフ西邨まゆみさんのクッキングライブに行ってきました。二子玉川エリアにお住まいの世田谷マダム約100人が参加されていました。(1/24 玉川高島屋S・C アレーナホールにて)

西邨さんは今から25年前に渡米。久司道夫先生の元でマクロビオティックを学び、5年前からマドンナのプライベートシェフに。今回は、久々のクッキングライブだそうで。おしゃべりをしながら、約90分で、玄米ご飯、ひよこ豆のスープ、ひじきレンコン、テンペのナゲットからデザートまで、楽しいおしゃべりを交えながら作ってくださいました。

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これは日頃使える!というヒントやレシピをご紹介いたしましょう。

マクロクッキングtips その1 【ウォーターソテー】

ウォーターソテーとは、もちろん水をソテーするのではなく、油の代わりに水でソテーするという方法です。

「フランパンを熱し、水を1テーブルスプーン入れます。ジュジュっというくらいが目安です。そこに細切にした野菜を入れ炒め、一つまみの塩で仕上げます。」

野菜をゆでるとビタミンが流れ出してしまうというし、蒸すのは時間がかかるし・・・と日頃悩んでいた私にとっては、なるほどそういう方法があったかと。以来、頻繁に実行しています。お手軽で良いですよ~

マクロクッキングtips その2 【ダシは親指大の昆布】

玄米ご飯にも昆布を入れていました。昆布は親指サイズにカットしておいて、保存しておくと使うときに便利と。早速これも実行してみましたが確かに便利。水を含むと4倍位の大きさになります。

当日のレシピから【黒米・セロリ・松の実入り玄米ごはん】

<材料>2人前
玄米 1カップ3/4、黒米 1/4カップ、水は2.5~3カップ(浸水していない場合米の1.5倍)、セロリ 1/3カップ、松の実 小さじ1、自然塩 ひとつまみ(または昆布)、パセリ 適宜
<下準備>
・セロリは5mm角のみじん切に。 ・パセリは飾り用に刻んでおく ・松の実は軽く炒っておく。
<作り方>
・玄米の炊き方:玄米をサーっと1回洗って、籾殻をとりのぞく。玄米、黒米、水、ひとつまみの塩または昆布を圧力鍋に入れる。35分火にかけ、火を止めて自然に圧力が下がったら蓋を開ける。熱源はできればガスの方がいい。
・セロリをフライパンに入れ、塩少々ふりウォーターソテーする。ボウルの中に炊き上がったご飯、セロリと松の実を混ぜて器に盛ります。
・軽くおむすびにしたり、寿司風に巻いたりしても楽しいです。
 
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後半は、参加者は食事をいただきながらのトークショー。

司会)マドンナさんの世界ツアーと同行されているそうですが、現地での食材の調達は?
西邨さん)たいてい自然食の食材はどこでも手に入ります。野菜などは現地で調達します。味噌、醤油、梅干、塩は持参。オーガニックの方が土地にも私たちの身体にもいいですし、調味料も有機の原料のものを使いたいですね。

司会)日本のマクロビオティックの現状はいかがですか?
A)日本はおいしい玄米が食べられるところが増えてきたしたね。本も増えているし。一方、マクロやオーガニックをうたうところが増えているので、本物かどうか、きちんと見分ける目が必要だと思います。欧米で自然食品店が大型化していますいが、白砂糖を置いているところもあったりして、消費者がチェックし意見を言うことも必要です。
そして、「これまで砂糖を過剰摂取している人は3ヶ月位止めたほうがいいですよ。バター、動物性のものを摂取していると舌が味を感じない。止めれば舌がちゃんと味を感じることができるようになります。野菜の甘みとか。」

ということで、最近は私も、肉はなるべく食べない。マーガリンやバターもなるべく使わない。というように、玄米、野菜中心プラス魚といった食事に変えています。そして、野菜を少しでも多く摂れるように朝から“ウォーターソテー”をしています。糖分はメイプルシロップで。

※ 久司マクロビオティックとは
http://www.anew.co.jp/coso/intro.html

※ マクロビオティック食事法ガイドライン
http://www.anew.co.jp/recipe/ctg_03_figure.html

※ anewのWEBサイトではマクロビのレシピが沢山載っています。
http://www.anew.co.jp/recipe/

Writing: owadajunko

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