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2007年07月28日

7月の野菜づくり 初の交流会「夏野菜を楽しむ会」開催

7月に入って、前半は空梅雨でしたが、週に2回位は畑に行って収穫するようにしていました。

今月の新たな課題は、カラスと暑さ(蒸れ)でした。

実が付いてきて、「さあ、明日収穫しよう」と思うと、一足先にカラスがやってきて、実をつついてしまうのだそうです。そこで、カラス対策として、支柱間にテグスを張って、カラスが入らないようにしました。
おかげで、今のところ、カラスの被害にはあっていません。

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中粒トマト フルティカ

雨が続くとどうしても、うどん粉病が発生します。ナス、ズッキーニに被害が多く出ているので、重曹を水で溶いた液を葉の表裏に噴霧しました。
また、葉が密集してくると風通りが悪くなって、これも病気を誘発するということで、下の方も葉を切ったりしました。

毎週のように、それなりに収穫できるようになって、本当に嬉しいです。

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ナスのトゲも、痛い


◆7/8(土) 夏野菜を育てるセミナー

講師の小林先生による、セミナー(無料)が開催されました。約30人参加。
参加者の一番の心配ごとは枝豆のでき。自分で作った枝豆でビールを飲むというストーリーが、特に男性陣の頭の中でイメージされているようです。が、どうも、育ちが芳しくありません。
その理由として、植える時期が遅かったことと、”根粒菌”という菌が土に存在していないことが説明されました。

※根粒菌とは:空気中の遊離窒素を固定して亜硝酸塩、硝酸塩、アンモニウム塩などとし、宿主であるマメ科植物に養分としてあたえる菌。

講義の後は畑に出て、参加者の区画を回り、個別に相談にのっていただきました。
枝豆には液肥を追肥で与えることで、多少実の付きが良くなるかもしれないとのことでしたので、さっそくたっぷりと与えてみました!

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やっぱり人の畑が気になります。


◆7月28日(土) 晴天 15:00-18:00 「夏野菜を楽しむ会」に参加

「夏野菜を楽しむ会」というアグリス成城スタッフと会員の交流会が開かれました。
野菜料理の数々と、ベジタブルスイーツ、そしてオーガニックビールやワイン等々。
新鮮な野菜と、工夫されたレシピーで、とてもおいしくいただきました。
飲み物は有料ですが、お料理は無料です。支配人の森口さんが作ったズッキーニ料理もおいしかったです。ごちそうさまでした。

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また、スタッフの宮城さんは、沖縄出身だそうですが、学生時代にバーでアルバイトしていたとかで、ウイスキーベースの涼しげで、ちょっぴり甘い美味しいカクテルを作ってくださいました。(今度、ご本人の写真を撮ってきます。沖縄出身ということが一目でわかります)

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ミントの葉が涼しげで、香り爽やか

50代のご夫婦や、小学生の子さんとご一緒のご家族、母娘など30人近い会員の方が参加されました。

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アグリス成城を運営する小田急ランドフローラの坂本社長や、ベジタブルスイーツを作る中目黒の「ポタジェ」の社長や、雑誌「やさい畑」の編集長などもお見えでした。

アグリス成城のコンセプトは、”育てる、学ぶ、集う”ですが、オープンして約3か月、はじめての夏野菜も無事収穫でき、スタッフもようやく運営に慣れてきた段階での、初めての交流会でした。ほのぼのとした雰囲気の良い会でした。いつも、スタッフのホスピタリティには感心します。


交流会後は畑に出て、今日も不要な葉の整理と収穫をしました。

最近、数えていなかったので、今日は数えてみました。
モロッコインゲン 25、トマト 9(うち桃太郎 1)、ナス 2、ミニキュウリ 5、オクラ 16(うちベニー 8)、枝豆6

※待望の枝豆、実の入りが良い物を初収穫 6本ではなく、6粒です(笑)

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Writing: owadajunko

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