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2007年09月30日

LOHASを探しに稲刈り時の越後湯沢に行ってきました (9/27・28)

(社)日本有機資源協会が主催する第一回「エコスタイル in 越後湯沢 -私らしさを楽しむ方法」(9/27・28)に行ってきました。
私のメルマガを読んで下さっている方も3人、モニターとして参加してくださいました。ありがとうございました。

東京駅から新幹線で1時間20分、越後湯沢駅界隈は、ちょうど魚沼産こしひかりの刈り入れ時でした。金色に輝く稲穂が美しい秋の二日間を、セミナーやバイオマス施設の見学や稲刈りなど楽しんできました。

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◆1日目 エコスタイルセミナー

1.「なるほど!納得!バイオマス」 ビデオ視聴

今注目のバイオマスについて。各地で家庭で使い終わった油を回収して、車の燃料用に精製していたり、バイオプラスチックもけっこう暮らしの中に入り込んでいるんですね。

バイオマスとは、「生物由来資源」のことで、建築廃材、間伐材や小径材、生ゴミ、稲藁やもみ殻などから堆肥や燃料を作ります。
同団体のHPからバイオマス関連の資料が色々ダウンロードできます。
http://www.jora.jp/index.html  

2.「今日から始めるロハスライフ&越後湯沢ロハスなまちづくり」 講師 大和田

今回は、暮らしでのロハスの楽しみだけでなく、LOHASな旅について、このツアーを素材にお話ししてみました。
何しろLOHASな旅ですから、”心と身体、地域社会と地球の健康につながるポイント”で地域の宝探しをするのです。

<LOHASな旅のポイント> 

・食 地元の旬のものをいただく : 魚沼産こしひかりの新米/地元の旬の食材
    収穫されたばかりのこしひかりの玄米もお土産にいただきました
・自然を五感で感じる :金色に輝く稲穂/滝ノ沢/湯沢温泉
・環境保全 : バイオマス施設
・人と人との交流 : 地元の方や参加者の方との交流
・一次産業 : 南魚沼産こしひかりの田んぼで稲刈り体験
・景観/町並み : 稲畑をバックに走るボンネットバス
・匠の技 : 塩沢紬から作ったマイ箸袋(参加者にプレゼントされました)

→ 今後、皆さんも旅行に行く際には上記のポイントをチェックしてみて下さいね。

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塩沢紬のマイ箸袋。大切にしたい逸品です。


3.「知っておきたい エコライフスタイル」 講師 マエキタミヤコさん

マエキタさんは、ご存知「ホワイトバンド」や「キャンドルナイト」の仕掛け人で、現役コピーライターかつ「サステナ」代表でもあります。
LBAの第1回セミナーにも来ていただいたので、2週間ぶりの再会でした。
「フードマイレージ」のことや、
「エコな瞬間」とは、駅弁を買うとき(旅行に行くときはですが)、毎日の買い物をするとき、人と話をするとき・・・ 
そして、好きなことから取り組むのがコツとも。

「エコな瞬間」って良い言葉ですね。さすが、コピーライター。

また、NGO活動にも力を入れるマエキタさん、有明諫早湾のダム、青森六ヶ所村の核燃料施設、熊本川辺川ダムのことなど、伝えてほしいこととしてお話しくださいました。


4.「ビューティー&ヘルシーウォーキング講座」 講師 加藤JAY直司さん

知らず知らずのうちに、胸をはって立つのが良い姿勢と思いこんでいたり。膝に負担のかかる歩き方をしていたりと。
そんな思いこみをとりのぞいてくれるワークショップでした。


◆2日目 自然体験ツアー

1.朝7:00 滝ノ沢へウオーキング 

越後湯沢は駅前はご存知のようにほとんど緑が無い、統一された景観も無い、まちまちな建物が並んでいる町並みなのですが、驚いたことに、ほんの15分歩いたところに大きくはありませんが、静寂な滝がありました!

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朝なのに・・・

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駅から徒歩15分。こんな滝が・・・

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朝食後はボンネットバスに乗ってでかけました。窓を開けて、秋の爽やかな風を感じながら。

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2.バイオマス施設

湯沢町では、9月の議会でバイオマスを観光振興の事業として取り組むことが決まったそうです。
この施設も本格稼働は10月からということですが、周辺の家庭や旅館から出る油を回収し、精製して燃料として販売していくというものです。

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3.体験工房 大源太(だいげんた)で笹団子作り

大源太山の麓にあり、木々に包まれた自然の中でそば打ち体験ができる体験施設。そば打ちをはじめ、コンニャク作り、みそ作り、ちまき作り、米粉パン作りなどができるそうで。今回は笹団子づくりをしました。原料の産地を聞くのを忘れました。クマザサの葉はどこの山で取れるんだろう?
こし餡が少し私には甘すぎました・・・

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4.南魚沼産こしひかり 稲刈り 

おまちかね。稲刈りです。カマを持って、株の根元を切って、適当な数になったら束ねて干す。
お天気も良くて、30分もしないうちにバテてしまいました(苦笑)
でも、金色の稲穂はきれいでした。用水路を、蛇が泳いでいましたよ!!
玄米を炊くのが楽しみです!

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◆最後に一言感想。

参加者が、東京、地元湯沢町や近郊の方、そして長野県の方達もご参加で、地元のおいしいものや、色々なお話しをうかがうことができて、何よりでした。

次に食べ物に関してですが、全ての食材に関して素性を知りたいところですね。
こしひかりに関して、水がおいしさの理由とおっしゃっていましたが、農法についてうかがうのを忘れました。

また、もし、今後同じ地域でLOHASなツアーを行うとしたら、水にも注目したいですね。
越後と言えば酒どころ、お米にもお水は欠かせません。その源流や、山にも行ってみたいものです。
冬でもスキー以外に、冬の農家の楽しみとか暮らしの知恵など、色々ありそうですよね。

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Writing: owadajunko

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