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2007年11月12日

大分県竹田市 笑顔と活気に満ちた田園 (10/23-24)

大分県竹田市、大分空港から車で一時間半、九州の真ん中に位置する人口27,000人の市に行ってきました。不思議なご縁でした。今年7月に大分生協で講演をした際に、来場されていた大分県ブランド推進課の担当者の方から「竹田市はいいですよ。ロハスですよ。」と言われ、その後、『竹田読本』(西日本新聞社刊)というブックレットに出会い、そして地方自治総研から地域活性化をテーマとしたレポートを書く機会をいただき、現地取材に行ったというわけです。

竹田市は、一昨年に合併しましたが、そのおかげで4つの個性的なエリアをカバーすることになりました。

◆800年の時が物語る城下町・竹田
 http://www2.city.taketa.oita.jp/kanko/konomichi/index.html市庁舎や駅もお城風で、市内にも古い商家が残っていて”商家民泊”も計画されているとか。一軒の商家を見学させていただきましたが、良い雰囲気です。泊まってみたい・・

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お城風の外観 市役所

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昔薬屋さんだった商家の一室

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市内の公園

◆紅葉が美しい久住高原
 http://www2.city.taketa.oita.jp/kanko/kujukogen/index.html

◆炭酸泉で有名な長湯温泉
 http://www2.city.taketa.oita.jp/kanko/iyashinoyu/index.html 
炭酸泉として有名。今回は行けませんでしたが、温度は低いので夏の方がいいらしい。

◆そして最も感動したのが湧水群や、日本一美しいと言われる「白水堰堤」、石橋の数々でした。
 http://www2.city.taketa.oita.jp/kanko/meisui/index.html

白水堰堤は、大分麦焼酎二階堂のCMのロケ地にもなっていますね。
(堰堤。えんていとは、ダムの小さいものです)
http://www.nikaido-shuzo.co.jp/cm/2006/index.html

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白水堰堤。石造りとは思えない美しい曲線

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湧水の一つ

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石橋

過疎化が進む典型的な中山間地の農村地帯をカバーする市でもありますが、農産加工所のおばさん達(といっても平均69歳)は笑顔で元気でした。
毎朝3時から、酒まんじゅう、あんこ入りお餅などを作っているそうで。お休みはお正月と海外旅行に行く1週間以外無く毎日作っているけど、それが生きがいとおっしゃっていました。

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笑顔が温かいおばさん達

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手作りの漬け物がたまらなく美味しい

かぼす、しいたけ、エノハ(ヤマメに似た川魚)の薫製や地元で作った味噌など持ち帰り、みそ汁を作っては、竹田の豊かな田園風景を思い出す毎日です・・・

◆11月16~18日は「竹楽(ちくらく)」というお祭りがあります。
 http://www2.city.taketa.oita.jp/tikuraku/

この3日間で10万人を超える人出があるそうです。残念ながら今年は行けませんが、来年はぜひ行ってみたいものです。

東京生まれ、東京育ちの私には、こうした村や故郷への憧れがあります。これをご縁に、これからも訪問したい竹田市です。

Writing: owadajunko

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