2008年02月13日
自然素材リフォーム「オクタ」 山本社長からの応援メッセージ
この週末から早くも書店の店頭に並び始めた『ロハスビジネス』ですが、ミッション型の事例としてご紹介させていただいたリフォーム会社「オクタ」の山本社長からメッセージをいただきましたので、ご紹介させていただきます。
◆スモールビジネスでも本物で多様な独自性を発揮する
過去にも様々なロハスに関する書籍が出版されていますが、ここまでの取材に基づいたビジネス実例を載せているものはなかったのではないでしょうか。
「エコ経済革命」の著者レスター・ブラウン博士が、グローバライゼーションからローカライゼーションへ向かうことが社会問題の解決に向かうことだと言っているように、この著書に出てく企業や地方には、まさにたった一人の経営者(リーダー)の問題意識や志が出発点となって独自のビジネスへと展開しています。そして草の根のような第一歩から始めて組織やコミュニティーを築き上げていった歴史がオリジナリティーとなり、際立った独自性をもつビジネスモデルを生み出しています。
四季があり多様な自然環境を持つ日本、そしてものづくりの繊細さを持つ日本人、さらに自然と共生してきた日本の文化をもう一度思い出して、現代のテクノロジーとデザイン性とこだわりを加えていくこと、それらはまさに中小企業が最も得意としてきた手法であり地方の特色ある文化そのものではなかったと感じます。
スモールビジネスにおいても、そして地方においても、本物で多様な独自性を発揮すること、そこに現代的なマーケティング手法を加味していくロハスビジネス。それは大量生産による均一化に飽きた生活者にとって、魅力的な選択肢となり得ると確信しています。
今後は、この本で紹介されている企業同士がさらにアライアンスし、顧客やコミュニティーをシェアーできればさらに共感の輪が広がります。
サブタイトルの「地球が良くなる!利益が上がる!」
この好循環が社会を変える大きな原動力になるのですね!
株式会社オクタ 代表取締役社長 山本拓巳
Writing: owadajunko




