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2008年08月01日

台湾で「楽活商機」出版に(8/1) ☆日本版もおかげさまで4刷りに

昨日から台湾に来ています。今日開かれるロハスシンポジウム「日本LOHAS風潮FUN to 台湾」で、講演をします。午後はメディア懇談会とか、個別取材があるそうです。

この講演会を主催している基金会は、「統一グループ」という大きな企業グループのなかの「7-ELEVEN」が基金を拠出し社会貢献活動を行っている団体です。英語名では「Good Neighor Foundation」ですので、良き隣人のための財団というような意味ですね。その年次報告書によれば、主な取り組みは4つ。クリーンアップなど地域の環境保全、老朽化した建築物の改修など地域開発、奨学金プログラム、そして社会的課題への対応などを行っています。

基金会の頼東明会長が、日本のマーケティングコンサルタントの第一人者である水口健次先生と懇意にされていることから、今回ご紹介いただき、この機会につながりました。頼会長は電通のようなな広告代理店の社長をされた方で、基金会ができたときに会長になられました。

ところで、台湾の7-ELEVENは日本のセブンイレブンとは別の法人です。7-ELEVENは国内に4800店舗もあるそうです。台北でもそこかしこに(ワンブロックごとに)ありますよ。店舗のサインなどは同じです。
統一グループでは無印良品、スターバックス、アフタヌーンティー、ダスキン、クロネコヤマトなどの事業を台湾内で行っています。昨年春には高雄に「統一阪急百貨店」をオープンし、「生活の木」も出店しています。


7-ELEVENの徐重仁社長は、数年前にLOHASを知り、その考え方に共感し、「MY LOHAS」という雑誌を2年前から出版し、また品揃えにもオーガニックやナチュラルなものを増やしているといいます。

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その最近号をいただきましたが、私のインタビュー記事や、「楽活商機」の紹介もされています。
『楽活商機』とは「日本をロハスに変える30の方法」の台湾版タイトルです。楽活とはロハス、商機はビジネスチャンスという意味ですね。今回のシンポジウムに間に合わせて出版されたのです。

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また、シンポジウムが終わりましたら、様子をご報告いたします。
消費者、企業、まちづくり、学生・・・ 500人位がご参加だそうです!

今回日本からは日本最大の商店街、「自由が丘」の西村康樹さんとご一緒しています。西村さんは自由が丘で「西村文生堂」という古本店の三代目で、「自由が丘ガイドブック」の編集長です。「自由が丘、気がつけばロハス」というテーマで講演されるそうです。

※特集「自由が丘ロハスガイド」(「ソトコト」2007年10月号)

自由が丘は台湾の若者からは、原宿より人気のあるまちだそうで。

西村さんとは、目黒区の環境委員会でもご一緒していて、11月に王理恵さんや辻口さんとご一緒にシンポジウムを行う予定です。まさにシンクロしています。

※台湾版が出て、原本の『日本をロハスに変える30の方法』も、どういうわけかじわじわ売れているようで、おかげさまで4刷りが決まりました。

Writing: owadajunko

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