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2009年04月15日

「イー・ウーマン」働く人の円卓会議「なるべく、国産の有機野菜を食べていますか?」(4/13~17)

今週は、お馴染み円卓会議の議長を務めています。
一日目の月曜に掲載した内容は以下の通りです。Yesが7割、Noが3割といったところです。皆さんの関心の高さがうかがわれます。

◆一日目

こんにちは。大和田順子です。今年は桜も長く楽しめましたね。私の住んでいる世田谷でもワンコの散歩をしていると、タンポポやスミレ、つくしも見つけることができる季節になりました。庭のプランターで越冬した長ネギが芽を出し、ローズマリーも小さな紫の花を付けています。

昨年、有機農産物の普及活動にかかわるようになって、ますます農場を訪問する機会が増えてきました。この季節、千葉あたりの農村に行くとひばりがさえずっていますし、東北の方では雪どけで用水路の水量が増え、あぜにはふきのとうがかわいい花をつけています。

昨年は、世界的な食料不足や、国内でも汚染米問題や餃子事件などがあり、私もすっかり国産の、できれば生産者の顔の見える安心で美味しい農産物を食べたいとますます思うようになりました。また、秋以降の経済恐慌で、これからは農業だ、とか、半農半Xの暮らし方をしたいという人も増えて、今年に入って経済誌からライフスタイル誌まで農業や、野菜作り、農的暮らしの特集が目につくようになりましたね。

スーパーに行くと、地元の野菜コーナーとか、有機農産物のコーナーなどをよくみかけるようになりましたし、各地の直売所も地元の新鮮野菜を求める人で賑わっています。私は、国産や地元産の中でも、できる限り有機や無農薬・無化学肥料で栽培された野菜やお米を選ぶようにしています。でも、驚いたことに、この有機農産物、日本では生産量の1%にも満たないそうですよ。しかも、ようやく2006年12月に「有機農業の推進に関する法律」が施行されて、昨年から普及啓発や各地でのモデル事業が始まったところだと聞きました。

食べる人、作る人、そして生きものや土壌の健康にも良い“有機農産物”ですが、あなたはなるべく国産の有機(無農薬・無化学肥料)野菜を食べるようにしていますか?そして、その理由もお聞かせいただけますか。

◆2日目:自然の有機的な循環を活かす農法(小川町「霜里農場」ご紹介)

◆3日目:どうすれば、有機農産物をもっと増やすことができますか?
     (有機農産物推進法の解説/「大地を守る会」ご紹介)

◆4日目:自分で野菜を作るのはいかがでしょう?
     (アグリス成城/積水ハウス「新・里山」/第7回ロハスフェスタご紹介)
   
◆最終日:食糧自給率を何とかしたいし、豊かな自然を残したいから

Writing: owadajunko

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