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2010年07月24日

【報告】農村×都会のビジネスマッチング ―「関東ツーリズム大学 丸の内キャンパス」始動―

 

「関東ツーリズム大学 丸の内キャンパス」のオープニングイベント(授業)が7月6日、新丸ビル内「東京21Cクラブ」において行われ、60人を超す参加者で賑わいました。「関東ツーリズム大学」は、特定非営利活動法人えがおつなげて(山梨県北杜市 代表理事:曽根原久司)が運営しているプロジェクトの一つです。都市のニーズと地域の課題解決を「旅する授業」を通じて取り組んでいく、実践型の新しいカタチの学びの場です。これまで関東近県の8つのキャンパスで様々な活動を行ってきましたが、今年3月に「東京21Cクラブ」を拠点に「丸の内キャンパス」を設立しました。

「丸の内キャンパス」は、都会と農村のビジネスマッチングのキャンパスです。都会と農村のビジネス交差点として、日本の農村資源、例えば、新鮮な農産物、豊かな森林資源、未利用な農村エネルギー資源、美しい景観資源等と、都会のビジネスをマッチングしていきます。日本の農村の隠れた眠れる巨大資源と、日本のビジネスセンター「丸の内」の経済パワーをマッチングさせて、農村資源の6次産業を創りだすことを目指します。

オープニング授業には事業仕分で今年度廃止になった「地方の元気再生」について内閣府の掛江浩一郎さんから、事業の内容と成果、主な案件についてご説明いただきました。いずれも地域固有の資源を発掘し、商品やツーリズム、地域づくりなど形になり始めているものが沢山あります。また、山形県真室川町から、5年間にわたって地域で行われてきた「食の文化祭」について、埼玉県宮代町の「新しい村」からその取り組みをプレゼンテーションいただきました。都心から約1時間の場所に立地する「新しい村」は、直売所、体験農園、農業体験ツーリズムなどを行っています。

授業の後半は参加者全員がグループに分かれ、2つのプロジェクトの今後についてディスカッションするワークショップを行いました。農村からの参加者にとっては貴重なアドバイスとアイディアを得る機会となりました。

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ディスカッションで熱くなる!

次回の定例会は9月15日(水)18:00~を予定しています。

Writing: owadajunko

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