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2011年01月26日
『アグリ・コミュニティビジネス -農山村力×交流力でつむぐ幸せな社会』出版!
『アグリ・コミュニティビジネス
-農山村力×交流力でつむぐ幸せな社会』
※日本図書館協会「選定図書」(2011年3月選定)
農山村は資源の宝庫である。そこで自然と文化を活かした暮らしや
ビジネスを起こすことで、長年断絶されてきた都市と農村の交流を促
し、人やお金の流れが生まれ、地域経済が豊かになる。
本書では地域の課題解決と、豊かで幸せ社会づくりに取り組む企業
や自治体、新規就農者の13の物語を紹介。
人も地域も輝く仕事が、幸せな地域社会をつくる。

いよいよ出版になりました。
はじめに、おわりに、そして講演会などのお知らせを学芸出版社の
ホームページに掲載いただいています。こちらから注文もできます
ので、ぜひご覧いただければ幸いです。
<目次>
◆chapter1──開墾に行こう!
1 「耕作放棄地・開墾スタディツアー」に参加する都市の人々
2 食糧危機への不安、自給に憧れる都市生活者
3 自産自消は楽しい
4 65歳を超えた農業者の平均年齢
5 マーケティング3.0
◆chapter2──自然資源を活かしたビジネスの新機軸
2・1 都市近郊の耕作放棄地50haを菜園に再生
マイファーム(京都府京都市)
2・2 森で周年放牧された牛たちが、ゆったり草をはむ
アミタ「森林ノ牧場 那須」(栃木県那須町)
2・3 農家、土壌、着る人の健康を考える―オーガニックコットンの草分け
アバンティ(東京都新宿区)
2・4 植物の力を暮らしに活かす―ハーブのある生活を広めて30年
生活の木(東京都渋谷区)
◆chapter3──豊かな地域社会づくり
3・1 都市農山村交流で限界集落の耕作放棄地を再生
えがおつなげて(山梨県北杜市須玉町増富)
3・2 土づくり、人づくり、美しい里づくりで40年
霜里農場(埼玉県小川町下里)
3・3 生物多様性を育み、地域づくりへつなげる
コウノトリの野生復帰(兵庫県豊岡市)
3・4 おむすびが人と人の絆を育む
ふゆみずたんぼ/鳴子の米プロジェクト(宮城県大崎市)
3・5 “根のある暮らし”の提案
群言堂/他郷阿部家(島根県大田市大森町)
3・6 みどりの風が吹く“疎開”の町
森のようちえん/森林セラピー(鳥取県智頭町)
◆chapter4──都市から移住した新規就農者たち
4・1 限界集落を女性パワーで“源快集楽”に!
キノコハウス/西会津ローカルフレンズ(福島県西会津町)
4・2 大企業社員から転身、有機にこだわる山里の農的暮らし
ひぐらし農園(福島県喜多方市)
4・3 三ツ星レストランの給仕長から有機農業事業の経営者に
ビオファームまつき(静岡県富士宮市)
◆chapter5──アグリ・コミュニティビジネスの始め方
1 事業プランをデザインする
2 地域の資源
3 都市生活者のニーズ
4 独自性、物語性の検討―SWOT分析
5 4つのCで考える―多様な主体の協働で地域価値をつくる
6 その他のポイント
◆chapter6──農山村力×交流力でつむぐ幸せな社会
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<はじめに>
http://www.gakugei-pub.jp/mokuroku/book/5381/mae.htm
<おわりに>
http://www.gakugei-pub.jp/mokuroku/book/5381/ato.htm
<講演会情報>
1/28 仙台・計画行政学会東北集会
2/21 東京・出版記念パーティ & LBA定期フォーラム
2/28 京都・出版記念セミナー
3/3 ジュンク堂 池袋本店 19:30~ トークライブ
3/4 東京・Alternative Youth Meeting 2011 経済革命NOW ~グリーンジョブで実現する、未来ある生き方と経済のシステム
3/9 東京・アースカラーセミナー
3/17 東京・一新塾セミナー
※ 千葉大学の広井先生や、宮城大の風見先生などから感想&メッセージをいただきました。
※ 日本農業新聞に書評が掲載されました(3/14)
投稿者 owadajunko : 16:21
2011年01月04日
八丈島で過ごすお正月(2011年元旦)
年末年始を島で滞在と言えば、ハワイ?で過ごす方が多いようだが、私は今年の年末年始を東京都の離島、八丈島で滞在した。
八丈島には通い始めて15年以上が経つが、いつもは夏に1週間位滞在している。今年は、初めて年末年始を過ごした。
夏の島と言えば、海水浴、ダイビング、サーフィンだが、八丈の夏も、そうした人たちが大勢東京からやってくる。飛行機で羽田から45分、船でも夜10時に竹芝桟橋を出ると翌朝9:00には底土港に到着する。最近は東京が余りに熱いので、日中29℃、朝晩24℃という八丈の天候はいまや避暑地ですらある。
年末年始は観光客も多少はいるが、やはり多いのは帰省する人たちだ。臨時便も含めほぼ満席。
今回は夫と、ワンコ二匹で29日~3日まで滞在した。
人口8,245人(2010年12月現在)の島には5つの集落があり、「坂下」と呼ばれる空港や港のある都市部と、「坂上」の農漁村部からなる。
私の家のある中之郷は坂上で、最も農業が盛んな地域だ。農業と言っても産業としてはロベの切り葉や観葉植物が中心で、その他パッションフルーツなどだ。
また、八丈島といえばアシタバも有名だが、健康茶、粉末、飲料、麺類、菓子、石けんなど食品や日用雑貨など様々に加工されている。
◆12/29 臨時便で羽田を出発
「強風のため、引き返す可能性があります」とのアナウンス。こういうことはしばしばあるが、たいていはベテラン飛行士の腕により着陸できる。今回はけっこう揺れたが無事到着。
舟山レンタカーで、空港から20分ほどの中之郷へ。
「富次郎商店」の駐車場には大根干し
家の掃除をし、夕方は早々に温泉に。
坂上には6つの温泉(2つは無料)があり、夏も気持ちが良いが、冬にはその有り難みを実感。
4回通った「やすらぎの湯」。窓から海が一望
◆12/30 餅つき
30日は餅つきの日。中之郷の餅つきは3人でつき棒でつく。島唯一だそうで。
「ヒョー、ホ―、ハー」と三人がそれぞれ声を出しながら蒸し上がった餅米をつく。その後、きねで仕上げ。早くてきめの細かい餅がつきあがる。
午後は雨。風強く、波も高い。かなり寒い。薪ストーブがあったらじんわり温かいだろうなあ・・
坂下に行き、お気に入りの酒店「山田屋」さんで、ワインと焼酎(しょうえもん)や、八丈スーパーで食材を調達。「しょうえもん」の原料の芋は八丈産。
なるべく地元の食材を食べたいと、スーパーで豆腐、アシタバコンニャク。パン屋さんのやたけ製のお餅。山田屋で焼酎、ワイン、そして「ひんぎゃの塩」を使ったラスク、くさや入りチーズも。ひんぎゃの塩とは、八丈島から船で2時間ほどのところにある青ヶ島特産のもの。
◆12/31 風雨強し
庭の手入れをしたいところだが、雨風強く、家にこもって本の再校。1月末にはできあがる予定!
今日は隣の集落、樫立の「ふれあいの湯」で温泉納め。
夕方、知り合いがヤギのもつ煮込みと刺身を持ってきて下さる。島ではヤギがご馳走だ!!
ヤギの刺身をてまり寿司のようにして食べたところ、超美味。
島寿司。手前左はもつ煮、右がヤギの刺身
◆1/1
日の出は6:44。初日の出を見に、末吉(すえよし)集落のはずれにある登龍(のぼりりゅう)エリアへ。残念ながらちょっと曇りがちで初日の出は見られず。来年は八丈富士で拝みたい。
家のベランダから見る初日の出
午前は晴れていたので庭の草刈り。伸びている篠竹や庭木の剪定。ストレッチアが美しい。
昼は知人を招き昼食。ここ数年で、新しい知り合いが増えてきて嬉しい。
午後は、坂下の樫立地区の「優婆夷宝明(うばいほうめい)神社」に初詣。島で一番古い神社。おみくじは末吉だったが、けっこう良いことが書いてあった!
そして、またまた山田屋に行って福袋。人気のワイン4本を3000円で購入。山田屋ができて、島でワインを飲む人が増えたとか・・・
◆1/2 出会い
朝は少し晴れていたので犬の散歩。家の下にあるゴルフ場まで、片道10分。朝日が気持ち良い。
島の天気は変わりやすい。9時~11時くらいまで雨。その後晴れ。
昼は島の老舗地域新聞「南海タイムス」の編集長ご夫妻宅でお昼をご馳走に。1931年に創刊された新聞だ。
10月に町議選で初当選した岩崎由美さんもご一緒。エコツーリズムの専門家。農とツーリズムを絡めた企画など活性化の話で盛り上がる。
左から岩崎さん、私、植草ますみさん
八丈島には伝統的建造物地区にもふさわしいような玉石(たまいし)垣のある樫立エリアがあるとか、八丈富士や三原山など自然も豊かだし、アシタバなど特産品や郷土食、黄八丈や八丈太鼓など歴史文化を含め地域資源の宝庫。何と言っても東京から45分という好立地。(ただし、運賃は往復で25000円ほど)
思えば、17年も島に通って、こうした人のご縁にようやく巡り会えた感じ。
『アグリ・コミュニティビジネス』八丈島版を今年から始めたい。せめて2カ月に一度は来島して、取材をしてみたい。こだわりの人もけっこういるらしい。何よりも、元気な女性達にも出会ったのが好機到来か!
帰りに絶景をショット!
大阪トンネルから臨む夕日
夕方は今日も温泉へ。
◆1/3
今日、午後の臨時便で東京に帰る。風が無いとスムーズだ。庭のアシタバを摘んで持ち帰った。
投稿者 owadajunko : 09:18