TOP » ライフスタイル » 今日も元気に

2012年07月24日

東京新聞×JKSK結結プロジェクト 「東北復興日記」まだまだ連載中

2012年8月~東京新聞(毎週金曜朝刊)で「東北復興日記」を連載しています。

バックナンバーは以下でご覧いただきけます!
http://jksk.jp/j/yyp/tokyo_np.html#scrap

◆ 「東北復興日記」に込める想い(以下は2012年8月に書いたものです)

JKSKが主宰する、被災地と首都圏の女性の交流を通じた復興支援「結結プ
ロジェクト」は、昨年7月の宮城県亘理町を皮切りに、12月の福島県いわき市、
そして今年4月に宮城県石巻市で車座交流会を開催してきました。

いわきや石巻で私たちが見たもの、感じたこと。
津波被害や原発事故の影響を受けた市街地、農地は1年4か月経った今もほと
んどが更地のままです。その光景を目の当たりにし、時が止まったかのような
錯覚にさえ陥ります。しかし、実際には刻々と変化する被災地の現状と課題に
立ち向かいながら、暮らし、仕事、コミュニティ、農地や自然の再生に取組む
女性たちがいます。

風評で農産物が売れず、遊休農地が増えるなら綿を植えましょう、とオーガニ
ックコットン栽培を市内15か所1.5haで始めた福島県いわき市のNPO法人
ザ・ピープル。震災後、つながりをもちたいという地域の若手が定期的に集う
場をつくった宮城県大崎市のNPO法人おおさき地域創造研究会。
自社の製品やスキルを通じて被災地の女性の仕事づくり、学生を支援する商品
を開発した「一ノ蔵」。いずれも、震災後に女性たちが起こした行動です。

被災地の今は、日本各地の10年後、20年後の姿ではないかと思います。
なぜなら、いずれ高齢化率が50%を超え、耕作放棄地が増え、市街地やコミュ
ニティが空洞化する地域が各地で続出することが予測されているからです。
むしろ、全てを失った被災地では今、命やつながりを大切に、地域の資源を生
かした食やエネルギーの地域自給、支え合いの仕組みなど、丁寧で豊かな暮ら
しコミュニティの再生が女性たちの手によって始まっています。

「結結プロジェクト」ではこれまでに3回の「車座交流会」を開催するとともに、
10を超える個別プロジェクトのサポートを行ってきました。

※関連情報:車座交流会レポート
 http://jksk.jp/j/yyp/index.html#kurumaza
 「311祈りのイベント、そしてオーガニックコットン畑(福島県いわき市)」
 http://culture.fiat-auto.co.jp/share_with_fiat/4383


「東北復興日記」では、車座交流会開催各地で始まっている女性たちによるコ
ミュニティ再生の取り組みを報告します。そして、交流会を契機に始まったプ
ロジェクトを通じ、被災地と継続してかかわりを持ち続けるからこそ見えてく
る復興の今。現状と課題、展望を熱くお伝えします。


◆ 結結プロジェクト特派員による連載

<連載概要>
掲載面:東京新聞 朝刊4面(3.11後を生きる)
連載頻度:週1回、第1回連載記事8月10日掲載予定

<執筆者>
車座交流会に参加し、被災地で被災地復興に取り組む女性、および結結プロジ
ェクト実行委員を「JKSK結結プロジェクト特派員」と称しび交替で執筆。
東北の皆様は以下の方々です。
 
・吉田恵美子さん(福島県いわき市、NPO法人ザ・ピープル理事長、小名浜
 ボランティアセンター 責任者)
・太田美智子さん(石巻在住、東日本大震災圏域創生NPOセンター事務局長)
・藤間千尋さん(石巻在住、一般社団法人 石巻災害復興支援協議会 渉外広
 報室 室長)
・小玉順子さん(宮城県大崎市在住、NPO法人おおさき地域創造研究会 
 理事長)
・山田好恵さん(宮城県石巻市在住、大崎市在勤、一ノ蔵マーケティング室長)
・宮川舞さん(南三陸町産業振興課 商工観光振興係 主査)

では、明日の東京新聞(朝刊)をお楽しみに!


◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
  発行・編集:JKSKメールニュース編集部 
  発行人:木全ミツ 
  編集長:大和田順子 
  結結プロジェクト事務局長:薗田綾子
  URL: http://www.jksk.jp/j/
  E-MAIL: office@jksk.jp
◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆
  Copyright 2011 JKSK All Rights Reserved.

Writing: owadajunko

↑ページの先頭へ

関連書籍・メディア

お問い合わせ

企業・個人からの個別相談・コンサルティングを承っています。お問い合わせは下記フォームからお願いいたします。


ドキュメンタリー映画「幸せの経済学」