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2009年07月14日
野菜作り日記(2009年7月)
今日は朝から畑に行ってきました。東京も梅雨明けか?というほどの晴天で暑く、まさに夏。
畑までは自転車で片道25分。電車で行くと駅で4つです。
7月も中旬となると、夏野菜も収穫の盛りですね。
まずは、アカモウイ(赤毛瓜)。熟すとごらんのように茶っぽくなります。沖縄特産です。味は冬瓜に近く、あっさりしています。キュウリと同じように調理することができます。
その他、今日の収穫は、トマト、キュウリ、茄子(2種)、オクラ、枝豆、ゴボウ、ニンジンと沢山取れて嬉しい!
気になるのが、ゴボウの茎で、どうもフキに形状が似ています。葉は、以前ゆがいてみましたが、表面がざらざらしていて、ダメでした。
よその畑を見てみると、スイカやカボチャも。来年はぜひ作りたいですね。
それから、ピーナツの花も咲いています。
サツマイモ畑も葉が繁茂してきました。ここで100本以上なる見込み(笑)。
◆ゴボウの茎は美味しかった
そして、ゴボウの茎ですが、フキに似ているので、ゆがいて、あくぬきして、皮をとり、煮てみることにしました。薄口醤油、カツブシ、酒を入れて、20分ほど弱火で煮ましたら、すっかりふきのような美味しい惣菜ができあがりました!
◆アイスプラントの花(7/18)
よその畑ですが、アイスプラントに花が咲いていました。やっぱりアフリカ原産、多肉植物系って感じですね。夏場はすっかり葉も小さくなってしまっています。

投稿者 owadajunko : 15:02
2009年07月13日
田んぼの生きものの賑わい ―身近な生物多様性-
最近、「生物多様性」という言葉を見聞きすることが増えたと思いませんか?来年10月に、生物多様性条約第10回目締約国会議(COP10)が愛知・名古屋で開催されます。それに向けて各界で徐々に関心が高まっているところです。
企業の環境報告書などにも、自社の事業と生物多様性の関連について記載するところも増え始めています。工場の建設や原材料の調達に際して、その地域の生物多様性に配慮しているかどうかといったことです。
もっと身近にこの「生物多様性」を感じる機会はないだろうか・・・と常々思っていたところ、金曜から今日まで長野県飯島町で開催された2泊3日の「アグリ・ネイチャー・スチュワードシップ養成ビジネススクール」という研修に参加する機会を得ました。まさにこの合宿は日本の農山村のどこにでもある、田んぼや畔の生物多様性を実感するものでした。
アグリ・ネイチャーとは“農業自然”で、スチュワードシップとは“番人”という意味です。
そして、生物多様性とは“生きものの賑わい”と言い換えるとわかりやすいと思います。
長野県飯島町は1000ha農地がありますが、“持続可能な農場”として4つの法人によって運営されています。前回訪問したのは5月の上旬で、山には未だ雪が残っていましたが、7月中旬の今回は、色々な野草が咲き、田畑には稲や黄金千貫(こがねせんがん)という焼酎の原料になる芋の苗が青々としていました。果樹園では栗の花が終わり、小さな実をつけ始め、ブルーベリーが実りの時期を迎えていました。
研修は「アグリネイチャーいいじま」で開催。地元の高校生が植えた稲
※5月レポート http://soratsuchi.com/owada/2009/05/npo.html
今回の研修は、この持続可能な農業の計画作りに長年かかわってきた松木洋一先生(日本獣医生命科学大学名誉教授)が代表理事を務めるアグリネイチャースチュワード協会によって主催されました。プログラムは、手作り太陽光発電パネル作りに始まり、田んぼの生きもの調査、田んぼや畔の植物調査、ビオトープ作りなど実習と座学が交互に行われるというもの。アグリビジネスの経営者による、革新的な農法についてのセミナーや、ビジネスアイディアを考える時間もありました。そうそう、最後には試験も(汗)。
参加者は30~50代後半、生産者というよりは、アグリビジネスや企業で農業関連の新規事業を検討している方、農的活動に関心を寄せている方など十数名と、昨年までの卒業生が参加し行われました。
◆田んぼの生きものは賑やかで
「田んぼの生きもの調査」を指導して下さったのは宇根豊さん。福岡でNPO法人「農と自然の研究所」の代表理事を務めています。元々は農業改良普及員で、1978年より「減農薬運動」を進めてこられた。『田んぼの学校』や『「百姓仕事」が自然を作る 2400年目の赤とんぼ』といった本の著者でもあります。
指導は宇根豊さん
全員で20分ほど、田んぼに入り、色々な生きものを発見しました。裸足で、ゆっくり歩いて、水中や水面、稲もじっくり眺めて生きものを探します。男性陣は子供時代に還ったように、ワイワイやっていましたが、私もスゴク楽しみました。
田んぼの100㎡の範囲に25種類の生きものがいました!
【害虫】
1.稲水象虫
2.稲ツト虫
3.イナゴ
4.笹キリ
5.泥負い虫
【益虫】
1.秋アカネ
2.殿様ガエル
3.越年糸トンボ
4.ノシメトンボ
5.ショウジョウトンボ
6.シオカラトンボ
7.黄糸トンボ
8.菊月子守グモ
9.足長グモ
10.雨ガエル
【ただの虫】
1.コオイムシ(子負い虫)
2.ミズカマキリ
3.ヤチバエ
4.チビゲンゴロウ
5.ベニシジミ
6.ヒメジャノメ
7.ゴマフガムシ
8.ミジンコ
9.ユスリカ(アカムシ)
10.コガタノミズアブ
ただの虫 ミズカマキリ
ただの虫 コオイムシ。卵を背中にしょってますね
この三つ目の分類の“ただの虫”が重要なんだそうです。害虫や益虫は稲にとって害か益かという視点で分けているので、いうなれば稲作への“有用性”で害か益かのラベルを貼っているわけです。そして、“ただの虫”は薬にも毒にもならないもので、これこそが、生物多様性、その自然の豊かさを物語っているのです。
生きものの種類を数え終わったら、「また会おうね」と声をかけて、田んぼに返してあげます。人に別れを告げるときと同じです。「See you again. また会おうね」
また、敷地内のビオトープには前回話に聞いてどうしても実物をこの眼で見たかった1円玉大の赤い「ハッチョウトンボ」も、ついにその姿を見ることができました。まだ走りということで数匹でしたが、嬉しいものです。
晩に同じビオトープに行って見ると、わずか数匹でしたが蛍も飛んでいましたよ。
赤い影がハッチョウトンボ。どうもピントが合いません

実際はこんなトンボです。雄が赤い(アグリネイチャースチュワード協会提供)
敷地内のビオトープ。ここにも沢山の生きものが
続いて12日は、田んぼや畔を歩き野草を観察しました。そのレポートはまた後日。(7月13日)
投稿者 owadajunko : 10:46
2009年07月06日
26,000人を超える参加者。第1回グリーンEXPO開催(7月4・5日)
7月4・5日とパシフィコ横浜で第1回「グリーンEXPO」が開催されました。幸い梅雨の晴れ間に恵まれ、二日間で26,538人の方にご来場いただきました。隣のホールで併催されたフリーマーケットへの来場者は10,087人、合計で36,625人の来場者数となりました。
大学生から、20・30代の方、小さなお子連れのご家族、中高年女性グループなどなど、幅広い年齢層でした。やはりグリーンとは、年齢にかかわらず、価値観、ライフスタイルだからなんですね。
このイベントは昨年まで東京で開かれた「オーガニックフェスタ」に、日本各地の食材、ファッション、コスメ、リビング、そしてカーボンオフセットゾーンなど、暮らし全般で実践するグリーンライフを表現する場となりました。近未来のグリーンライフがそこには出現していました。それは美味しくて、楽しいものでした。
朝のヨガから始まる。心も身体も美しく
ご来場の皆さまは買物も楽しんでいらっしゃった方が多かったようですが、私も講演いただいた『奇跡のリンゴ』の木村さんのリンゴから作られたお酢とか、鹿児島のえこふぁーむで中村さんが育てている豚ちゃんの生ハムなど入手しました♪ 原料が創られるプロセスなど背景を知っているものの購入を通じて、作り手や活動を応援していきたいと。それに、すごく美味しいんです。
無農薬の野菜も買える。大地を守る会
「グリーンEXPO」は各ゾーンのプロデューサーや、ボランティアスタッフ、趣旨に賛同し、グリーンライフのプレゼンテーションの場に参加してくださった200近くの出展者の皆さまのご協力により実現しました。実行委員長の井手敏和さん(ジーコンシャス社長、カーボンオフセット協会会長)は「これまでに無い展示会を実施できたと思います。これからも一年に一回のイベントに留めることなく、ネットやメディアとも連動しながら、来場者と出展者双方にとって関わって楽しく有益なコミュニティを創り、エコ&オーガニックの大きな流れを作って行きたい」と語っています。
実行委員、プロデューサーの皆さん。乾杯の発声は事務局長の秋元さん
会場内はアロマオイルを配合したコスメや製品が多く、会場全体にアロマテラピーの香りが満ち、会場内を歩くだけでリラックス&リフレッシュするようでした。
ビューティーゾーンにはグリーンブランドの代名詞「AVEDA」も
ナチュラルコスメゾーン
アニエスベーは北極探査船タラ号の取組みを紹介
◆日本の森林から生まれたアロマオイル
印象に残った商品をご紹介しましょう。
パタゴニアやAVEDAなど、支持を得ているグリーンブランドの出展も印象的でしたが、日本の知恵や自然資源を活かした商品も多く見られました。そんな中、飛騨高山の家具の「オークヴィレッジ」では、7月4日発売の「yuica」(結馨 ゆいか)という日本の森生まれのアロマラインをご紹介くださいました。私たち日本人の暮らしにも根付いたアロマテラピーですが、そのオイルのほとんどが海外からの輸入です。国産の花や樹木から抽出されたエッセンシャルオイルの登場が待たれていました。
精油の原材料の採集地は同社が事業を行っている飛騨高山で、森林組合が管轄している森林です。平成21年度農商工等連携対策支援事業「飛騨高山産の未利用枝葉等を有効活用して抽出したアロマオイル等の製造・販売事業」として、開発が進められてきました。
結馨(ゆいか)という名前に込めた思いは、「「結」とは、古来この国では、人と人のつながりや暮らし役立つ、地域の相互扶助の意味として使われてきました。また、私たちが目ざしている森林資源の有効活用「木の循環」を物語る言葉でもあります。さらに、「馨」という字には「声」という文字が含まれていますが、日本では香りを「きく」伝統文化が存在したことに由来しています。香りで世界を結び、心を癒す、人間性の回復を実現する願いも込めた名称です。」とのことです。
アロマオイルは10種類。ヒノキ(木部)、ヒノキ(葉部)、スギ(葉部)、モミ(葉部)、アスナロ(木部)、ヒメコマツ(木部)、ミズメザクラ(枝部)、ニオイコブシ(枝葉部)、クロモジ(枝葉部)、サンショウ(果皮部)というように、同じヒノキでも幹と枝葉では香りが異なるそうで、驚きです。
なかでも私が気に入った香りは「クロモジ」から抽出された精油です。クロモジは、 はクスノキ科の落葉低木で、枝を楊枝の材料として、和菓子などに添えて出されますね。抽出油は香料としてかつては化粧品などに盛んに使われ、輸出もされたそうですから、半世紀を経て再びアロマの世界に蘇ったわけですね。ローズウッドの香りにも似ているそうですよ♪
「クロモジ」から採れたアロマオイル
分野は違いますが、コウノトリを再び上空に取り戻した兵庫県豊岡市や、トキの佐渡なども蘇った事例です。再び蘇らせることのできる、生物多様性が日本の随所に休眠しているように思えてなりません。
※yuica(ゆいか)
http://www.sei-plus.com/
◆ ローカーボンゾーンも
私が関心を寄せている「カーボンオフセット」ですが、カーボンオフセット協会など業界団体をはじめ、カーボンオフセットをしっかり導入している企業のコーナーもありました。私が『環境ビジネス』で連載している「消費者に響くカーボンオフセット」で紹介したスーパーホテルやローソンも出展されていました。
数店舗で宿泊に伴うCO2をオフセットする「エコ泊」を実施中
ローソン。実際の店頭ではこうしたコミュニケーションは無い
「STOP!地球温暖CAN」
ローソンの場合、全店で展開している「CO2オフセット運動」で昨年4月~今年4月末現在まで累計で8,197トンもオフセットをしています。ポイント交換・ロッピーでの申し込みも1,053トンにのぼっています。実際の店頭でも「グリーンEXPO」会場内ブースのような表示やコミュニケーションが行われたら、カーボンオフセットの認知向上が進むし、もっと多くの方が参加するだろうな、と思いました。7月21日にローソン限定発売になるサントリービール「金麦 STOP!地球温暖CAN」は缶ビール1本に1kgのオフセットが付いているそうで。わかりやすですね!ビール一日一本飲めば1kgCO2を減らしたことになるという。
ちなみに「グリーンEXPO」の開催では79トンのCO2が排出されると試算されていて、プロバイダー11社によりオフセットされました。カーボンニュートラルなイベントとなったわけです。 (2009年7月7日)
11社のオフセット証書が一堂に
会場内にはロハスデザイン大賞受賞のウォーター・リフィル・ステーションも
投稿者 owadajunko : 16:52