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2006年02月05日
京都 吉田神社で今年を占ってきました
2/4は立春、旧暦の新春でしたので、コラムを書いていただいている木下明美さんがお住まいの
京都にうかがい、吉田神社にご一緒に初詣をしてきました。
日本で現在の太陽暦が使われるようになったのは1873年(明治6年)ですから、
約130年前まではいわゆる陰暦(旧暦)とよばれるものが使われていたのですね。
二十四節気(にじゅうしせっき)は、今でも立春、春分、夏至など、季節を表す言葉として
用いられています。1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けたもので、
「節(せつ)または節気(せっき)」と「気(中(ちゅう)または中気(ちゅうき)とも呼ばれる)」が
交互にあります。二十四節気は、農事、神事にかかわりが深く、いつ植えればいいか、
いつ収穫すればいいか。五穀豊穣を願う季節ごとの行事に基づいています。
さて、吉田神社は前日の節句は大変な賑わいだったようですが、2/4の夕方はすっかり日頃の
静けさを取り戻していました。
正月飾りや、去年の祇園祭りのちまきなど、御たきあげが境内の中央で行われていて
2/7まで火が落とされることはないそうです。
吉田神社で初詣。しっかりおみくじをひきましたが、東京の神社のおみくじは平均的に100円
だと思いますが、吉田神社は200円でした(笑)
黄色いしっかりした紙に印刷してありましたが色に意味があるのかもしれません。
結果は・・・吉でした!
その後、日没時、神社の裏にある吉田山を散策しました。展望台は大文字の送り火を見る穴場スポットとか。
冬は雪が降ると、大の字がうっすら浮かび上がるそうです。
そして、夕飯は京都大学近くの老舗フレンチ「ルヴェ ソン ヴェール」で。
1961年の創業以来、京大関係者に愛されて来た名店です。
本格的なお料理が、2,600円のコースで、オードブルとメイン、デザート、コーヒーまで付くのでお得です。
無農薬・有機栽培のお野菜を使った質実なお料理を、クラシックでコージーな店内でいただきました。
そして、何よりのご馳走は楽しい語らいですね。
(京都在住のジャーナリスト木下明美さんと)
同店は2003年に京都大学 内に「ラ ・トゥール」を、そして2004年には東京大学構内にも支店を
出していらっしゃり、ご近所のマダム御用達になっているそうです。
Writing: owadajunko