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2006年07月25日

東京FM「Eyes on Japan」で「LOHAS起業塾」についてお話ししました。7/25 8:00

平日の朝5:00~8:30に東京FMをはじめ、全国のFMでオンエアーされているラジオ番組に電話で出演。
七尾藍佳(ななお あいか)さんから「LOHAS起業塾」についてインタビューを受けました。

七尾)「LOHAS」は、健康と環境の保護を最優先する新時代のライフスタイルとして多くの人たちに
    注目されています。そして、従来の経済効率重視の社会を見直すことで何か新しい価値観を
    つくりだそうという動きは全国各地で見られるようです。

    昭和女子大オープンカレッジでは、このほど新しい講座として「LOHAS起業塾」が設置されました。
    本格的な講座が開講するのは今年の秋からだそうですが、先ごろ試行的な基礎コースの
    授業が開かれました。今日はこの「LOHAS起業塾」の講師・大和田順子(おおわだ・じゅんこ)先生
    にお話をお聞きします。

七尾)「LOHAS起業塾」開講の経緯を教えてください。

大和田) 最近、マーケティングやビジネスの世界では富裕層とか団塊層、あるいは下流社会とか
     注目されていますね。
     ところが年齢や年収でくくれない、新しい価値観をもった人たちが増えてきているんです。
     それがLOHASです。ココロとカラダと地球の健康を考え、行動する人たちです。

     一方、社会的な課題では、地球温暖化とか気候変動が、今私たちの一番の関心事ではないでしょうか。
     「気候変動+2℃」という本を監修されている東京大学の山本良一先生によれば、温暖化の進行を
     くい止めるには、あと10年しかないというのです。(先生は同番組に先週出演されたそうです。)
     それを過ぎると折り返しが不可能になってしまうそうですよ。

     あらゆるビジネスはサステナビリティ、持続可能性の実現を目指さなければ、温暖化をストップ
     させることは出来ないと思うんです。
     「日本をロハスに変える30の方法」という本を1月に出版しましたが、その取材を通じて、
     40の事例が出ているのですが、ここにサステナビリティを目指す方法など、鍵があることが
     わかったんです。

     また、自分らしくいきたい、社会のためになることで起業したいという方が増えていますよね。
     自分の価値観と仕事を一致させたいと思う方達です。

     こうした時代背景や個人の価値観の変化をふまえて企画したのが今回の「LOHAS起業塾」と
     いうわけです。

七尾) 講義の具体的内容は?

大和田) 基礎編ですと、LOHASについて改めて全体像を理解していただく講義、
     実際にLOHASビジネスを実践されている企業の訪問、
     ご自身の関心やスキルとLOHASの各分野とのマッチング、
     そしてLOHAS起業家の方からの体験談をお話しいただいたり、
     最後は受講生各自がビジネスプランを発表するといった内容になっています。 

七尾) 問い合わせ状況は?
 
大和田) 秋からの本格開講に備えて、7月にトライアル編を実施したのですが、
     短い案内期間にもかかわらず約10人の方がお申し込みされました。
     実際、すでにLOHASで起業されている方や、起業を準備されている方、
     20代から定年を迎えようとしている方まで、男性も多くご参加でした。

     受講された40代のIT会社でマーケティングの仕事をされている男性の方ですが、
     こんなコメントをいただきました。
     「自分自身のロハスなところと起業との接点、自分史的に時系列で考える点はよかったと
     思います。
     なぜロハスに興味を持ったかを振り返ることができ、他の参加者の方の考えを聴いて
     刺激を受けました。価値観の近い方との出会いがうれしかった。」とおっしゃっています。

     同じような価値観、志を持った方が参加されるので、雰囲気もLOHASならでは、
     温かくて協力的な雰囲気でしたよ。

七尾) LOHASはファッション性とかおしゃれさで普及してきたと思いますが、マーケティングでの
     ポイントは?

大和田) デザイン性、共感性、物語性、そしていかにそれが環境負荷の低減やサステナビリティに
     つながるかを示すことが必要です。
     ”オーセンティックLOHAS”と言っているんですが、本格とか本質とかいう意味ですが
     デザイン性やおしゃれさのみならず、サステナビリティとの関わりが欠かせません。

七尾) 日本でLOHASは定着していくのでしょうか?

大和田) すでに大企業も中小企業もLOHASをビジネスに取り入れようというところが増えていますし、
     「メガトレンド2010」という本の中でも、これからは”意識の高い資本主義の時代”になると言っています。
     21世紀の企業経営を考える上でLOHASは欠かせない視点です。
    
     また、LOHASを取り入れるところはビジネスにとどまりません。
     環境教育やまちづくりにもすでに取り入れるところが出てきています。
     LOHASな価値観とLOHASを実践する組織が増え、サステナブルな社会の実現をめざす行動が
     増えていくと思います。

     LOHAS起業塾、詳しくは「ウーマンズキャリアサロン」または「LOHAS起業塾」とインターネットで
     検索するとご覧いただくことができます。

七尾) 大和田先生、今日はありがとうございました。
大和田) ありがとうございました。


◆LOHAS起業塾 お問い合わせは 03-3411-5100

◆昭和女子大オープンカレッジ Women'sキャリアサロン LOHAS起業塾

※ 「LOHAS起業塾」は各地で開催したいと考えています。
  開講を希望される企業・自治体の方は j-frog@s2.ocv.ne.jp までメールをお願いします。


投稿者 owadajunko : 08:17

2006年07月21日

女性支援事業「Woman‘sキャリアサロン」開始(昭和女子大オープンカレッジ)

今年4月からご縁があってLOHAS関連の講座を開講している昭和女子大オープンカレッジ
(東京都世田谷区)ですが、このたび本格的な女性支援事業「Woman‘sキャリアサロン」を開始されました。

女性の多くは、出産や子育てでキャリアの中断を余儀なくさせられたり、キャリアアップのために
私生活を犠牲せざるを得なかったり、そのために健康を害すケースもまま見られます。

女性の人生平均85年の時代に、女性が自己を確立し、自分らしく生きる、「自分磨きの場」
「社会や人とつながる場」「女性をサポートするソーシャル・ネットワークづくり」を進めていくそうです。

ライフスタイルから自己開発まで、家庭、職場に次ぐ第三の場として「Woman‘sキャリアサロン」を
育てていきたいとのことです。

〈Woman‘sキャリアサロン事業概要〉

 ●自分を磨き高めるスタディ・プログラム「4つの自己開発プログラム」
   女性の心と体の健康/働き方・キャリア/ライフスタイル/家庭・社会・地域

 ●第三の居場所づくり「Woman‘sキャリアサロン交流会」
   職場や家庭以外の第三の居場所づくり、仲間づくり

 ●女性支援のソーシャル・ネットワークづくり
   今後地域のNPOや団体等との連携で、女性をサポートする
   様々なプログラムや場づくりなどを進めていく。

この秋には、働き方・キャリアの分野で起業とキャリアアップを支援する「LOHAS起業塾」と
「LOHASビジネスコーディネーター養成講座(LBC資格認定書授与)」を開講します。
すでにお持ちの資格や経験を活かして、自分の好きなことで、自分も家庭も地域もLOHASで
ハッピーになる生き方、働き方を実現するきっかけづくりを支援していきます。

Woman‘sキャリアサロン http://www.showaoc-woman.net/index.html

career salon.jpg

投稿者 owadajunko : 10:32

雨の祇園祭  「京風ロハスな暮らし」 連載第12回  

                                     ジャーナリスト 木下明美         

今年の祇園祭は宵々山、宵山(よいやま)、山鉾巡行(やまほこじゅんこう)が3連休にあたり
日程的には最高のはずでしたが、
お天気には恵まれず、大雨の中で山鉾巡行が挙行されました。

hoko3.jpg

                                  
「確か昭和の終わりごろにあったくらいで、終始降り続いたのは平成以降は初めて」と
伯牙山保存会会長の杉本秀太郎先生が新聞紙上で仰っていました。

私は宵山に出かけました。途中驟雨で雨宿り。鴨川も増水。

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件の伯牙山のお飾り場になっている杉本家にお祭りのご挨拶に伺い、煎茶のお仲間一同からの
お祝いをお届けする役目もあったためです。きもの姿で賑々しく友人を伴って参りました。

sugi2.jpg
 杉本家前にて

幕が張られ、お提灯が立ち、杉本家のハレの日。京都市指定文化財になっている関係で
一般公開されました。

杉本家のご家族にご挨拶をさせていただき、屏風飾りを拝見。

http://craft.kyoto-np.co.jp/kisetsu/july/byobu.html

奥様が、「まあ、好い着姿。ますます着物が決まって来られましたね」とお褒めくださる。
夫の母の遺した帯を見ていただけてうれしかったです。
またお包みの小袱紗(こぶくさ)を杉本先生のご叙勲の内祝いに頂いたものにしたところ、

「ちゃんと主人がよろこぶもので、お包みくださって!」とこれもまたよろこんでくださいました。
そういう心遣いを楽しむというか、マナーを堅苦しく思わずに、楽しんで継承していきたいものです。

四条繁栄会の綺麗な冊子「きょうと しじょう」夏号がお稚児さんを特集しています。
葵祭の「斎王代」(さいおうだい)、祇園祭長刀鉾(なぎなたぼこ)の稚児さん(他の鉾はお人形、
長刀鉾だけは生稚児)は、毎年誰が選ばれたか大きくニュースとして取り上げられます。
今年は某八ッ橋屋の小学生でした。

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お稚児さんに選ばれた子どもの家では、長刀鉾との結納の儀を済ませば、鉾町の養子となり、
八坂神社の神の使いとして幼いながらもその位は正五位少将として精進して暮らします。
お千度参りから巡行まで祖父、父がお稚児さんにつき沿い、またお囃子方も祖父から父、孫へと
受け継がれる祭りなのです。洛中の町衆によって受け継がれて来た祇園祭ですが、
最近では鉾町に新しく建ったマンションの住人も祭りの担い手=新町衆として伝統行事に
参加しはじめているようです。

私が京都に住みはじめた頃は、巡行の人出でにぎわう四条通りには、名だたる老舗が軒を連ねていましたが、
祇園祭に相応しい格式ある和の店は、和装小物「井澤屋」、履物バック「伊と忠」、京呉服「ゑり善」ぐらい。
この3店にはいつまでも四条通りで頑張って店を張っていて欲しいものです。
井澤屋で夏の京扇子老舗「宮脇賣扇」のものを買いました。ちょっと江戸好みかも?

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投稿者 owadajunko : 08:30

2006年07月05日

もったいない!を訴えた研究者の女性知事候補、初当選! 「京風ロハスな暮らし」 第11回 

                                         ジャーナリスト  木下明美

7月3日の全国紙の大阪本社版と京都新聞は、「滋賀県知事に嘉田氏が初当選 女性、全国5人目! 」
トップ記事で大きく伝えている。

「琵琶湖の環境に取り組む研究者から政治家へ——嘉田由紀子氏は、大津市や近江八幡市、
長浜市など都市部を中心に14市町で他候補の得票を上回った。
環境団体のメンバーらが中心になって選挙運動を展開し、『もったいないを活(い)かす滋賀県政を』を
テーマに財政再建や琵琶湖保全、子育て環境の充実を掲げ、新幹線新駅や県内のダムの凍結を
強く訴えた。選挙期間中、ひたすら『もったいない』と訴え続けた。
それは琵琶湖研究のフィールドワークでお年寄りから聞かされた言葉で、財政難の中で新幹線新駅を
建設することがいかに無駄か、また、琵琶湖が持つ自然の力や、子どもや若者の能力を生かし切れていない
現状を表現するぴったりの言葉だと思った」という。

琵琶湖は「京の水瓶」とも言われ、京都のものは琵琶湖の水位を気にするが、滋賀県民は水と自然の恵みを
大切にする環境意識が高い。
彦根市に住む私の友人のKちゃんは、かつて日本一大きな琵琶湖を手と手を繋いで抱きしめよう!
—————「抱きしめて琵琶湖」という大イベントを成功させた一人だ。比叡山のお座主さまもお山を下りて
来られて、子どもたちと一緒に手をつなぐおひとりとなられた。琵琶湖を抱きしめる手となるために近隣から、
海外からも参加し、参加費を払うことで障害児施設の建設費を購い、県民がお世話になっている琵琶湖の
環境を守ることへの理解も深めようという素敵なイベントだった。今から20年前のことである。 

先日、天智天皇ゆかりの大津市にある近江神宮(時計博物館あり)の献茶式に参加。
雨音だけが聞こえる静寂。こころ落ち着くひとときだった。こういうひとときをもっと多くの方々に体験して
いただきたいと心底思った。今の世相を憂う宮司さまの最後のお礼の挨拶も神職の立場を超えてこころに
残るものもあり、それに加えて本殿前の照明はソーラーによる照明だった。
このコラムのための私のこじつけではないと思う(笑)

今回の選挙はそういう県民意識の現れだと私は見ている。利権の絡むようなハコものはもう要らないと
県民は現職知事にノン。地域の活動を担っている女性たちが今回の選挙で特に頑張ったようだ。
大切なのは、私たちの暮らし!それを最優先に考えるひとたちが、「もったいない」候補に1票を投じたのだ。
「支持者がメールや口コミで知人に声をかけ、じわじわと支持が広がる。事務所には連日、新たに支持者と
なった男女が駆けつけ、選挙運動を手伝った。『もう私の選挙じゃなくなっている。みんながつながった。
だから負けられない』。6月30日夜、野洲市であった最後の個人演説会で、嘉田氏は確かな手応えを
感じていた」という。3期目を目指した無所属現職に約3万2000票の差をつけての当選だった。

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近江神宮

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夏の煎茶道具

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ソーラ-照明

投稿者 owadajunko : 05:28