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2008年09月17日
女性初の総裁候補、小池百合子さんの応援に行ってきました(9/16)
昨晩(2008年9月16日)、新宿駅西口で行われる小池百合子さんの演説の応援に、環境ビジネスウイメンの皆さんと行ってきました。
19時、駅前は大勢の人垣ができていました。最初に猪口さん、佐藤さんの応援演説、そして、小池さんが到着し街宣車上に。
続いて、私たち「環境ビジネスウィメン」メンバー6人も街宣車に上がり、それぞれ一言、応援スピーチをいたしました。
小池さんの横でマイクを持っているのが私です
それで、応援スピーチですが、私は小池さんのマニュフェストを予習し、「地域力、環境力、女性力などを活かして、文明の転換期の今、新しい枠組み、持続可能な社会を創るには、新しい発想のできる小池さんがふさわしい。ぜひご一緒にサステナブルな社会を創っていきましょう」と。
※小池百合子さんのマニュフェスト
小池さんは、「日本、もったいないぞ宣言」と銘打ち、マニュフェストをまとめていらっしゃいます。
農業の復興や地産池消を推進する地域力、まだまだ活用されていない女性力や若者力、そして環境力。内需を拡大するにはエコハウス、太陽光発電。森林バイオマスも重要・・・とおっしゃっていました。
「もったいない」精神で、未活用の資源を最大限に活用して、日本を再生する、それが小池さんの主張でした。
環境ビジネスウィメンは、小池さんが環境大臣だったときに作られた懇談会で、以来歴代の環境大臣と環境ビジネスに携わる女性たちと意見交換が行われてきました。一期には環境ジャーナリストの崎田裕子さんや枝廣淳子さんや、エコハウスを建築している善養寺幸子さん、二期にはナチュラルステップジャパンの高見幸子さんらが。私は三期メンバーとして参加させていただきましたが、同期では大和総研主任研究員の河口真理子さんや、「オルタナ」副編集長の木村麻紀さんらとご一緒しています。
環境ビジネスウィメンはエコジャパンカップの主催者団体の一つでもあります。
投稿者 owadajunko : 08:09
2008年09月15日
つくば(茨城県)「みずほの村市場」で稲刈り
はやいもので、今日は「みずほの村市場」の稲刈りです。5月18日に田植えをし、6月15日に草取り、そして9月14日が稲刈りです。この間約4ヶ月。もちろん、田植えの前には稲の苗を育てたり、稲刈り後も乾燥・脱穀・精米などがありますから、8ヶ月位かかるのですが。
今日も良いお天気に恵まれ、(天気予報では午後から雨のはずでしたが晴天)、約50人の親子が参加しました。「夢常陸」の穂もすっかり黄金色になりました。
今回、改めて“田植えから稲作までのお米作り体験”に参加したことは、ベーシックではありますが、お米ができるまでに、どれだけの手間と時間がかかるのか、知ることができました。田植えの時の田んぼの水や土の感触やひばりの鳴き声。草取りの時の水中生物やカエルの鳴き声。そして稲刈りの時の、稲のちくちくした感触や、上空を舞う塩からトンボなど、稲わらのにおいなど、五感を通じた感覚が印象に残っています。
◆ わらでひもをない、鎌で稲刈り
日本では昭和初期まで鎌を用いて手作業で稲刈りが行われてきました。稲刈りに使用する鎌は、刃先が鋸状になっていて、20本位に株分かれしたイネの茎を、比較的サクサク刈ることができます。刈り取った稲はわらのひも(つくばでは「まっつぁら」と呼ぶそうです)でしばって、稲架にかけて天日干しします。稲架掛け(はさかけ)と言ったり、“おだがけ”と言ったりするようです。稲刈り時の米の水分量を計ると23.8%ほどでしたが、これが15%位になるまで、十分乾燥し、脱穀を行います。
まずは藁でひもをなう。なんとかマスターしました。
こうやって束ねるんですよ。と高橋さん
朝10時に説明が始まり、実際に稲刈を始めたのは10:30、お昼ご飯を一時間はさんで、14時位まで稲刈りをしましたが、夫婦一組、あるいは親子一組で、40束を作るのが精一杯で。昔の農家の人は一日で一人400束位は稲架にかけたそうですから、すごいものです。
束にするのは手強いです
ちなみに一つの穂には100粒の米がつき、一株で約20本ですから2000粒になります。
茶碗一杯のお米は3000粒なので、1.5株という計算になります。
◆ コンバインの登場で一安心
鎌に代わるものとして登場したのがバインダーで、これは稲を刈って縛るところまでを行うものです。
そして、1940年代にコンバインが登場し、徐々に普及したそうです。コンバインは稲刈りから脱穀までの作業を一台で一貫して行います。脱穀された籾は直ちに専用の穀物乾燥機にかけられます。
ただし、現在でも山間地や棚田など大型の農業機械が使えない田んぼでは、バインダーや鎌で刈り取り、稲架にかけて乾燥、ハーベスターで脱穀するという工程です。
はさがけで天日干し
残っている稲刈りは誰がするの?と不安になりましたが、今回の稲刈りでも最後にコンバインが登場し、どんどん刈り取りをしてくれました。
コンバインが頼もしく見えます
「みずほの村市場」には、一般的には近隣の方が車で来訪するのですが、つくばエクスプレスの「万博公園前」駅から歩いて行くことも可能です。徒歩25分。今回は、秋の景色を楽しみながら、CO2排出量も最小限にとどめて往復歩いてみました。携帯で「ナビウオーク」でルートを検索しながら歩いていたのですが、エコ表示がでていますね。出発地から目的地までルート別に金額、時間、乗り換えの楽さ、そしてエコ(CO2排出量)の4項目が表示されます。タクシーで行くと、片道1300円くらいかかりますので、2600円節約にもなりました。(その分、村市場で米パンだの野菜だのを買ってしまったのですが・・)
お昼ご飯は、新米のおにぎりに、たっぷりの漬け物、野菜と豚肉のバーベキュー、そしてナシと、今回もすっかり農家の皆様にごちそうになりました。(2008年9月14日)
栗も収穫期ですね
葛の花は良い香りです
投稿者 owadajunko : 11:15
2008年09月04日
エコに関心があるが行動しない層を動かす法 事例1.エネループ→トップバリュ充電池
日本では4人に一人が「ロハス層」です。彼らは、環境・健康・社会問題に関心があり、行動し、人に勧めるといった人たちです。その次の「生活堅実層」は、意識はあるものの、まだ行動に至っていない人たちです。そしてそのボリュームはロハス層の倍近くで、今の日本では最も多い層なのです。彼らが行動しない理由は、価格が高い、選択肢が少ない、どこで販売しているのかわからない、本当に環境に良いのかわからない、といったことです。この人たちが行動すれば、世の中が変わる、と思うわけですが、どうすれば、彼らを動かすことができるのか?生活堅実層を動かすアプローチを探していたのですが、ようやく事例を見つけました。
それは、充電池「エネループ」でした。
三洋電機が発売したエネループについては、『ロハスビジネス』(朝日新書)でも事例として取り上げました。ロハス層を対象にそのシンプルなデザインが採用され、それまでの充電池の弱点であった、自己放電を技術的に改良したこと、そして1000回繰り返し充電できる、といったことから、国内外で4000万本を販売するヒット商品となりました。グッドデザイン賞、エコプロダクツ賞なども受賞。そして、そのコミュニケーションでは“使い捨てをしないライフスタイル”を訴求した点、そして店頭ではアクアブルーの什器を使用するなど斬新なスタイルを採用したことも重要でした。
以前、野中ともよさんが同社の会長を務められていた際に「日経エコロジー」の取材でお目にかかり、お話をうかがったのですが、「ロハス層をイメージしてデザインをシンプルなものにした」とおっしゃっていたことが印象的でした。

その充電池を今年5月にジャスコが、プライベートブランドの「トップバリュ」シリーズから発売したのです。三洋電機が製造するOEMです。詳しくはトップバリュのWEBサイトをごらんいただくとして、エネループとトップバリュ充電池の違いのポイントを整理してみましょう。
・性能:エネループ 1000回充電 vs トップバリュ 1300回
・価格:エネループ 1880円 vs トップバリュ 1780円
・メッセージ:エネループ「使い捨てしないライフスタイル」
トップバリュ「環境にやさしく、経済的な充電池」
生活堅実層に対象者を変える場合は、性能を上げ、価格は下げる、そして、平易でシンプルなメッセージで伝えるということです。
私が住んでいる東京都世田谷区にはジャスコがないので、三重県尾鷲市に出張に行った際に、地元のジャスコに、市の職員の方と一緒に行って売場を見てみました。残念ながら、環境にやさしく、お得な感じが今一つアピールしきれていない演出でした。店等のディスプレーやPOPを改善すると、もっと売れるのではないでしょうか。
実際、どれくらい売れているのか、機会があれば担当者にお聞きしてみようと考えていますが、生活堅実層へのアプローチの手法としては、明快なマーケティングだといえるでしょう。
投稿者 owadajunko : 09:44