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2005年09月28日
ブログでmake a differance(世の中を変える!)
以前からホームページやブログで情報発信したいなと漠然と思っていました。なぜなら、JKSKのサイトもそうですが、多くの方に見ていただけるし、自分がライフワークとして取り組んできたCSRや環境に配慮したライフスタイルに関する情報を、それを必要としている人に、必要な時に届けられるからです。
しかも、ブログ。この秋までに作らないと・・・遅いかなと焦っていました。そして、ようやく8月から作成に着手しました。
その後、インターネットセミナーで石田健さんのお話を聞く機会があり、「ブログでもムーバブルタイプのものが操作しやすく独自ドメインなのでSEO(検索エンジン最適化:yahooなど検索サイトで検索された際に上位に表示されやすくすること)もしやすく、これからは主流になりますよ」ということと、「何か一つテーマを決めて、1年位継続してメルマガやブログでそれを書き続けるとたいていはその分野で日本一になれますよ」ということが印象に残りました。
自分にとって、そのテーマは、やはり「LOHAS(ロハス)」でした。LOHASとは「健康と持続可能な社会を志向するライフスタイル」のことで、アメリカで1992年頃に誕生したコンセプトです。日本に3年前に紹介して、今年かなり注目を集めています。
http://www.jksk.jp/j/youcan/200207.htm
LOHASが話題になるにつれ、単なる言葉の紹介にとどまらない、それが生れた背景とか、消費者・企業・自治体それぞれの動向とか、日本でどのように広まってきたのかなど、掘り下げた情報を提供する必要性を強く感じたのです。ブームで終らせてはならない。定着させ、そうしたライフスタイルや取組が広まるために、このテーマを中心としたブログを作ろうとそう決意したのでした。ですので、ブログといっても日記を書くというよりは、これまでに書いたレポートやデータを保管しておく図書室みたいな機能と、最新の情報を紹介するという二つの機能をもったホームページ型のものを作りたいと考えました。
さて、インターネットセミナーから3日後、講師の石田さんのメールマガジンでMT(ムーバブルタイプ)マスタースクールのことが紹介されていました。
そうか、私のようなシロウトでも、こうしたスクールがあれば3か月でホームページのようなブログを作ることができるかもしれない、SEO対策もしっかりでき、検索サイトでキーワードを入力すると上位に表示されて、10月からyahooもロボット検索になるというから、yahooでも上位に表示される可能性があるかもしれないと考えました。
<ブロガーへの道 第一歩> 2005/8/5着手
まず最初に驚いたのはドメイン取得とサーバーの価格が安いこと!会社勤めをしているとドメインの取得もサーバーもシステム部任せで、特にサーバーなんかはとてもこんな金額で契約できるとは思っていませんでした。
私が選んだサービスはドメインが年間808円、サーバーが年間3,150円。合計3,958円です。MTのインストールも個人ユースなら無料ですから、4,000円もしないで独自ドメインのブログができるんです。他にも無料でブログを開設できるサービスは沢山ありますが、独自ドメインに魅力を感じてこのタイプを選びました。
●最初の悩み: ドメイン名、サイト名どうする? 200//8/7
むしろ悩むべきは、ドメイン名だったり、ブログの名称だったりです。ここは自分をブランディングするつもりで、そのネーミングとしてしっかり考える必要がありますが、わかりやすさとSEO対策のしやすさを優先して決めました。
●最初の難関 : アップロードにてこずる 2005/8/7~10
最初の難関はソフトインストール後の、FTPのアップロードでした。思えば超初心者ですから、用語もチンプンカンプン。インストールにもなかり手こずり、ここまでで10日もかかってしまいました。多少の知識があればほんの数時間、いえ数十分でインストールもアップロードもできてしまうに違いありません。それでもスクールのおかげで、質問や困った事態のSOSメールを送ればすぐに返信が返ってきます。その指示にしたがってサーバーへのアップロードさえ完了すれば、原稿の投稿や、色を変えたり、写真を貼ったりする作業は簡単でした。その上で、毎日、コツコツ投稿したり、関連のサイトとリンクを相互に貼ることで検索サイトでの上位表示や順位の安定にたどりつけるそうです。
●サイト無事オープン 2005/8/19
入塾して2週間。自分のブログができました!まだまだ発展途上ではあるものの、今ごらんいただいているようにできあがりました。ちょっとホームページっぽくないですか?
<6か月後のなりたい自分、活動の広がりをイメージして>
ブログを開設するに際しては、仕事と一緒で、3か月後、6か月後、このサイトを使って何をするのかというビジョン・目標・スケジュールの設定が重要です。
ブログはマスメディアに変わるもうひとつのメディアとなるという人もいますが、実際に昨年の米国大統領選挙では、政策論争の論点がまずブログで広まり、テレビニュースで取り上げられるという現象が起きました。今回の日本の総選挙においてもインターネット、ブログの世論形成力は話題になりました。
また、各企業の「社長ブログ」などビジネスに積極的に活用している例もあります。企業では、コミュニケーションの新たな手段として、経営者の顔が見える、その息づかいまでもが伝わるように感じることにより信頼感、親近感の向上に効果を上げていると言えるでしょう。
そして、個人でも、将来こんな社会になって欲しいというビジョンを持ち、そのために自分ができることとして価値ある情報の発信や、行動をよびかける手段として、拠点としてブログをもってみる。まだまだ多くの可能性をブログは秘めていると思います。あなたもぜひご自分のブログを開設してみませんか。
※MTマスタースクール
http://mt-master.net/
投稿者 owadajunko : 08:52 | トラックバック
2005年09月23日
LOHAS水先案内人を育てる
ここに来て、LOHAS関連の人材を育てようというセミナーが相次いで始まる。その代表的なものが10/6から始まる、NPOローハスクラブが主催の「LOHASアカデミー」LOHASコンシャルジェ・ライフスタイリストコースだ。同NPOは昨年春に活動を始め、主にLOHASに関する情報の提供を、WEBサイトを通じて行ってきた。今年に入って、LOHASを普及させる人の育成という観点から、「LOHAS講座」を7/2と9/10の2回開催した。いずれも盛況で100名近い参加者が集まった。そして、10/6スタートのライフスタイリストコースでは、国内6回と海外4日間の研修で、LOHASコンシェルジェ資格が取得できるという。
ロ-ハスアカデミーの開講趣旨によれば、「20世紀は便利で快適な生活を実現した世紀でした。しかし、21世紀を迎え、環境・生活・エネルギー等、いろいろな分野で持続可能への転換を迫られており、人々のライフスタイルも見直しを迫られています。現代の暮らしのレベルとクオリティを維持しながら、環境・自然・ハイテク・健康・文化・精神・のバランスのとれた生活を営むことが求められているのです。
ライフスタイルが変わると好まれる商品も嗜好も変わっていきます。このことは売れる商品が変わり、食事や時間の過ごし方も変わってくるのです。
ファッション分野で働く人、食品分野で働く人、健康産業で働く人、環境関連で働く人、金融関連で働く人、いろいろな分野の方にLOHASのLifestyle、LOHAS Spirits、LOHAS Wayを知ってもらい、ご自分の分野で利用・活用・実践して頂くことが新しいライフスタイルを創造して新しい流れを作っていくことにつながります。LOHAS アカデミーでは、全く新しいコンセプトとカリキュラムで受講者の皆様にこれを体験習得していただき、新しいスキルとして今後に役立つよう願い、LOHAS アカデミーを開講いたします。」ということだ。
国内で行われる6回の講座では、概論にはじまり、5つの分野(持続可能な経済、健康的なライフスタイル、オルタナティブへルスケア、パーソナルデベロプメント、エコロジカルライフスタイル)について、水先案内人として必要な知識、考え方がレクチャーされるという。第二期も1月に開講予定だが、各50名、いずれも定員になっているという。来年3月、LOHAS発祥の地、コロラド州ボールダーで社会学者ポール・レイ、「LOHASジャーナル編集長」フランク・ランペ、LOHAS企業の代名詞GAIAMの視察など、密度の濃い海外研修が組まれている。
ロハスというキーワードが注目を集める中、日本にLOHASビジネス、LOHASライフスタイルを定着させるためには、エバンジェリスト(伝道者)の育成がキーになることはまちがいない。
投稿者 owadajunko : 23:09
2005年09月22日
カルチャークリエイテイブとは?(第6回 LOHAS会議レポート その2)
第6回 LOHAS会議において、主催者の一人であるフランク・ランペさんにお話をうかがいました。
Q:LOHASというコンセプトと「カルチャー・クリエイティブ」というコンセプトの関係は?
F:社会学者のポール・レイが新しい消費者として「カルチャー・クリエイティブ」を提唱したのが1998年で、その後金融業界からカルチャー・クリエイティブを対象にした企業はどこかと聞かれるようになったんです。その代表とでもいうべき企業がGAIAMで、彼らが最初にLOHASというコンセプトを打ち出したのです。私たちはGAIAMとミーティングを持ち、まずはLOHAS市場の規模を算出しました。99年の秋に実施したリサーチの結果、驚くべきことにマーケットの規模は2,268億ドル(約27兆円)でした。
Q:カルチャー・クリエイティブとはどんな人たちですか?
A:1998年に社会学者のポール・レイと心理学者シェリー・アンダーソンが新しい人々として「カルチャー・クリエイティブ」と命名しました。ポール・レイとシェリー・アンダーソンは13年にわたり、10万人を超えるアメリカ人を対象としたアンケート調査、100以上のグループインタビュー、多勢の個別インタビューを通じて、この新しいグループ像を導き出しました。
その調査によって、アメリカ人を3つのタイプに分類しました。伝統派、近代派、そして「カルチャー・クリエイティブ」です。
「カルチャー・クリエイティブ」とは、エコロジーや地球環境、人間関係、平和、社会正義、自己実現そして自己表現に深い関心を寄せる人たちです。その名の通り、文化を創る人たちです。彼らの推計によればその数は5千万人にのぼります。
書籍『カルチャークリエイティブ (The Cultural Creatives)』では有名人を3つのタイプに分けています。興味深かったのでここに掲載します。(一部英語のままですいません)

続く
投稿者 owadajunko : 01:21
2005年09月20日
第6回 LOHAS会議(2002年6月 in コロラド)レポート その1
私が3年前に書いたLOHASを紹介する原稿は、この会議への出席がベースになっています。
当時を振り返る意味も込め、ここに改めて紹介させていただきます。
第6回 LOHAS会議と題した会議は、当初はナチュラルビジネス・マーケットトレンド・カンファレンスと呼ばれており、その一回目は1997年に開かれた。
主催のNatural Business Communicationsは、1996年にナチュラルプロダクト業界のベンチャーとしてFrank LampeとSteve Hoffmanによって設立された。同社のミッションは、拡大しつつあるLOHAS産業について個人と企業に最新の情報を提供するとともに、双方の対話、創造性、革新性をインスパイアし、サスティナブルビジネスを促進し社会にポジティブチェンジをもたらすことにある。LOHASマーケットを成功させるために、会議の開催と並んで雑誌「Natural Business LOHAS Journal」(季刊)の発行ならびに、オンラインマガジンとして「LOHAS Journal Weekly」を毎週配信している。
* Natural Business Communications 360 Interlocken Blvd. Suite 111, Broomfield, CO 80021
会議とLOHASについてのインタビュー
会議開催の経緯、6年間の成果、今後の抱負について主催団体の共同経営者であり「LOHASジャーナル」編集長、フランク・ランペ(Frank Lampe)氏に話を聞いた。

第6回の今年は参加者も400人を超え、昨年の340人を多く上回った。参加費は3日で825ドル(約10万円)と決して安くはないが、アメリカの景気が減速している状況下でも活況を呈していた。参加者はアメリカ全土を中心に、一部ヨーロッパからの参加もあった。日本からの参加は初めてとのこと。
Q:この会議は1997年に第一回目が開かれたと聞いていますが、どのような経緯で開催されることになったのでしょうか。
A:私ともう一人の共同経営者であるスティーブ・ホフマンは、それまでナチュラルビジネス業界で長く仕事をしてきました。現在の「ナチュラルビジネスコミュニケーションズ」を設立する以前は、私は「ナチュラルプロダクツグループ」で「New Hope Natural Media」という情報誌の発行やナチュラルプロダクツのトレードショーやセミナーの開催をしてきました。1996年にスティーブ・ホフマンと共に、ナチュラルフードやナチュラルプロダクトビジネスをさらに拡大することを目的に「ナチュラルビジネスコミュニケーションズ」を設立しました。
1997年に第一回目「ナチュラルビジネス・マーケットトレンド・カンファレンス」をバークレーで開催しましたが、その目的はナチュラルフードやナチュラルプロダクツに対してもっと関心が高まり、マーケットが拡大することを目指して開催しました。特に第一回は、この業界に金融業界から資金が流れてくることを目指しました。実際にいくつかの会社に投資が行われ、そのパフォーマンスが良かったことから翌年も開催することになりました。
2000年には「LOHASマガジン」を」を創刊したので、会議のテーマも「LOHAS」にしました。単にナチュラルビジネス業界に投資が行われるだけでなく、LOHASマーケットが拡大することを意図したわけです。その年からマーケティング関係者も多く参加するようになりました。
会議は当初、西海岸の金融の中心であるバークレーで開きましたが、2000年からはLOHASをテーマにしたことで開催地をコロラド州デンバーのブルームフィールドに移しました。私たちの会社がそこにあること、またこの周辺にナチュラルビジネスの企業(GAIAM、White Wave, New Hope Natural Media , Frontier Natural Products, Wild Oats Market, Primary Care Naturopathic Physician, Sterling-Rice Group, TM Brandingなど)が沢山あること、そしてアメリカ全土から集まるには中心が便利だということです。
Q:参加企業はナチュラルビジネスが多いようですが。
A:当初はナチュラルフードやナチュラルプロダクト、特に自然食品店など特定の小売業で販売されている商品のメーカー、卸、小売店などの参加が多かったのですが、テーマをLOHASにしたことで参加企業の幅も拡大してきました。今年はシャクリーやMen’s Warehouse、TOYOTA、リサイクル製品なども参加しました。
Q:LOHAS会議を始めてこの6年間でどのような変化が起きましたか?
F:沢山の変化が起きました。まずは市場が広がったということ。パーソナルケア、衣料(オーガニックコットンなど)、リサイクル製品など。次に大きい企業が参加して、買収や合併、提携が行われるようになったこと。小さい企業同士の提携も多く生まれました。例えばODWALLAはコカコーラに買収されましたし、Stonyfield Farmにはダノンが資本参加しました。GAIAMもRealgoods.comやメールオーダーの会社など小さな会社を次々に傘下に収めています。
投稿者 owadajunko : 22:31
2005年09月19日
自然のエネルギーに満ちている、東京都の島。八丈島
今日、東京12チャンネルで1か月10万円で暮らせるところが特集されていました。
第2位に神津島がランクインしていましたが、八丈だって負けていませんよ。
八丈島? 縁あってもう10年以上、毎年夏に1週間程度ですが、滞在しています。
何もない、素晴らしいところです。
毎年、1週間暮らしていますので、地元のスーパーマーケットや温泉、海水浴場など、
かなり詳しくなりました。旅行の予定のある方はメールください。
とっておきの場所をお教えします。

ダイバーのめっかで、海の透明度がかなり高いところです。
海岸は人工の砂浜しかありませんが、3年に一度、ウミガメが産卵します。
今年も8月の末に孵化して、沢山の赤ちゃんカメが海に帰っていったそうです。
心配なのは、貝類が取れなくなっていることです。
海水の温度が上がっているそうで、温暖化の影響でしょうか。
実際、毎年、素潜りしていても、貝が取れなくなったことを実感します。
そんな八丈島ですが、私の夢の一つに10年後にここに、
スピリチュアルな時間をもつためのセミナーハウスを開設することがあります。
今年の夏も一週間滞在しましたが、
朝日に向かって、星空に向かって、大海原に向かって、何度となく瞑想しましたが、
それだけでもずいぶんと心がいやされ、気持ちが新しくなりました。
専門家の方をお招きし、いろいろな悩みを持つ女性たちが数日参加して、
心がリフレッシュするような、そんなセミナーを開きたいとイメージしています。
日本のパワースポット八丈島!
投稿者 owadajunko : 22:06
2005年09月18日
LOHASアカデミーご存知ですか?
LOHASに関連する情報サイトやLOHASを広めたいと願っている人が増えていますね。私もその一人ですが。
その一つ、「LOHASアカデミー」を今日はご紹介いたします。
NPO「ローハスクラブ」が開講する講座で、「LOHASコンシェルジェ」ライフスタイリストを育成することを目的としています。LOHASコンシェルジェとは、LOHASを毎日の暮らしで実践する水先案内人のようなもので、基礎講座を受講すると、基礎が学べて認定されるというもの。
来年春にはLOHAS発祥の地、アメリカコロラド州、ボールダーも訪問するとか。私が参加した「第6回LOHAS会議」もコロラド州で開かれましたが、車のナンバープレートがロッキー山脈なんですよ。会議が開催されたホテルの屋根には、フクロウが留まっていました。
一期の開講は10/6で、二期目は来年1月の開講ですが、すでに二回とも満席なんだそうです。
どんな講座になるのか楽しみですね。
講座の詳しい内容は、来週「ローハスクラブ」の事務局長山口さんにうかがってみようと思います!
投稿者 owadajunko : 23:24
2005年09月01日
3年たって、LOHASが知られるようになったわけ
LOHASブーム到来
「ローハスっていいね」「最近はすっかりヨガに通ったり、自然食を摂るようになったわ」「女性誌でもLOHASの特集してましたね。」こんな会話が若い女性の間でも聞かれるようになった。
そして、6月22日に発表された、恒例の「2005年上期ヒット商品番付」(日系流通新聞)の、“西の大関に”「LOHAS」が取り上げられた。2002年夏に筆者が「日経新聞」や「日経エコロジー」にてLOHASを日本に紹介して3年、様々な人々の想いと活動によって、国内でもトレンドとなったのだ。今回は、その経緯をふりかえってみたい。
そもそもLOHASとはどのようなものか
1990年代の後半に、アメリカの田舎コロラド州界隈で生まれた新しいライフスタイルで、 Lifestyles of Health and Sustainabilityの頭文字をとって、「ローハス」と呼ばれている。健康や環境に配慮したライフスタイルのこと。LOHASな人々は、単に環境に配慮するだけでなく、家族や地球の健康、さらには社会の将来にまで関心を持っている。社会正義、自然資源の保全、自己開発(personal development)、身体・マインド・精神・地球のウエルネスに関心を持つ。こうした価値観に基づいてブランドを選考し消費行動を行うのが特徴。ニューエイジとは一線を画している。調査によればアメリカ人の30%はLOHAS層という結果が出ている。
メディアがムーブメントを作っていった
2002年6月19~21日、アメリカ、コロラド州ブルームフィールド(デンバー郊外)で開かれた、LOHAS関係者が一同に会する「ナチュラルビジネス・マーケットトレンド・カンファレンス」(第6回)に私が日本人として始めて参加し、その会議やLOHASについて、その後複数のメディアで紹介したことが始まりではあったが、その後、当時私が在籍していた環境コンサルティング会社「イースクエア」社が2002年10月、実際にLOHASの仕掛け人を日本に呼び、シンポジウムを開いたこと。そして、それから数ヶ月後に雑誌「SOTOKOTO」が特集を組み、2004年4月からJ-WAVEが「LOHASモーニング」という番組を始めたことが大きかった。その影響で、LOHAS的なライフスタイルを推奨する非営利の団体も国内にいくつか誕生した。
コンセプトを日本に紹介して3年、メディアの力を借りて、一部の人々の間で実践されるようになっていた環境志向のライフスタイルが顕在化したのだ。
数年前から、これも仕掛け人は「「SOTOKOTO」だが、スローフードやスローライフが流行り、エコライフの素地はできつつあった。そこに、ヨガブームやマクロビオテック(スローフードも含めた自然食、有機野菜など)、「SOTOKOTO」の坂本龍一さんなどの象徴的な存在で、エコ関係の商品やサービス、ショップ、ライフスタイルが「LOHAS」というキーワードでオシャレさを出すことに成功した。「SOTOKOTO」が丸ビル内にオープンした「ソトコトLOHASキッチン&バー」カフェ&ショップも、LOHASグッズの具体的なプレゼンテーションとなった。一般女性誌にもLOHAS特集が組まれるようになっており、オシャレなちょっとエコといったイメージで流行したと見ている。
まずはヨガ。そして、オーガニックフードを始め、環境に配慮した家具や、衣料品などライフスタイル全般にわたって、おしゃれなエコ関連のものがポピュラーになった。
日本のLOHASI口は29%
アメリカもそうだが、LOHASライフスタイルを支える商品・サービスを提供する企業は個人が起業した小規模なメーカーや、個人に近いものが多いが、発祥の地、アメリカでは自然食品店やエコライフ関連グッズを紹介するショッピングサイト「GAIAM」を始め数百億円の企業が育っている。
イースクエアは、2002年10月のシンポジウム開催以来、同社の取引先である多くの国内大手企業に対して、「LOHAS」を紹介し続けており、今年リクルートが発行した「アイコ」という雑誌もその流れにあるなど、企業の取り組みを推進する上で大きな役割を果たしている。
今年2月にはイースクエアが国内で消費者調査を行い、日本人の29%がLOHAS層であることが明らかになった。これはアメリカとほぼ同じような割合である。環境・健康、社会的な問題、自己啓発や精神性の向上に関心が高く、行動する人々で、購買意欲が高いことも特徴。ブランドイメージを重視する一方、価格に対するこだわりは薄い。学歴や年収も高い。また、気に入った商品を家族や友人に勧めるなど情報発信力も高い。こうしたLOHAS層の存在が明らかになったことから、日本の大手企業もLOHAS層をターゲットとした商品開発をさらに進めることは必至だ。
これからは精神世界への関心が高まる
NPO「ローハスクラブ」が六本木ヒルズで開催している「LOHAS Academy」が人気を集めているように、LOHAS的な生き方を支援する資格取得講座や、右脳開発(宇宙エネルギーを体内にとりこみ、潜在意識のパワーを発揮する。宇宙の回路にチャンネルを合わせるチャネリングなど)の人気が出ると見ている。ホーリスティック医療も注目だ。
(JKSKコラム「世の中を変えるのはあなただ」2005年8月掲載)
投稿者 owadajunko : 10:14