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2007年05月15日
LOHAS11、マリナデルレイで始まる!(速報レポート『オルタナ』WEBサイトに掲載中)
早いもので、LOHAS会議の季節がやってきました。 (今年は5月15&16日)
昨日からLAから車で30分ほどのヨットハーバーのまちマリナデルレイに、イデトシカズさんやLOHAS-WORLDの代表秋元さんらと来ています。
往きの飛行機ではスーパーフード、ピュアシナジーの生みの親ミッチェル・メイさんのインタビューがまとまった『ミッチェル・メイ・モデル』(ヴォイス社)に感動し、(本を読んでいて涙が出るのはいつ以来でしょうか!?)
昨日は、LA在住の起業家でビジネスオーナーの岩元貴久さんと、リッツカールトンのカフェでご一緒させていただきました。
岩元さんは、アメリカに来て14年、ITビジネスを中心に複数の会社を経営しておられ、いずれはホテルも持ちたいと来週はコスタリカに視察にいらっしゃるとか!
組織に縛られない、しなやかな生き方に直接触れた気がしました。
※岩元さんのサイト
http://www.iwamototakahisa.com/profile.html
LOHAS11、今年からのスポンサーにスターバックスコーヒーやオフィスデポなどが加わりましたよ。
ウエルカムパーティでは、LOHASの生みの親フランク・ランペさんや、主催者のテッド・ニンさんなど、懐かしい顔ぶれと再会し、LBA(立ち上げ準備中のロハス・ビジネス・アライアンス)をご紹介したり、旧交を温めました。
日本からの参加者は去年の50余人からはぐっと少ない10人以下ですが、今年も定員600人が完売になるなど、次の10年に向けて、現地では盛り上がっています。明日の基調講演は持続可能なまちづくりというテーマで、ポートランドやシカゴなどの行政担当者によるパネルディスカッションからスタートです。
朝の瞑想、Tae Bo(人気のエクササイズ)から一日が始まります。
※ビジネス情報誌『オルタナ』WEBサイトにレポート掲載
http://www.alterna.co.jp/feature/003.html
※LOHAS10レポートは以下でごらんいただけます。
http://www.owadajunko.com/archives/2006/05/lohas10lohas.html
投稿者 owadajunko : 19:25
2007年05月13日
会員制貸菜園「アグリス成城」で野菜作りを始めました
小田急の成城学園前に貸し菜園ができると聞いていましたが、実際に見学に行けたのはオープン翌日の5月5日でした。300区画の募集ということで、早く見学して、申しこまないと一杯になってしまう!と焦って行ってきました。駅の西側、改札を出て徒歩1分、線路の上に人工地盤を作り、40センチの盛り土がされています。東京都の緑化事業として認定されているそうです。時折、下を電車が走ると振動を感じます。天気の良い日には富士山も見えるという眺望です。
◆ どうしても野菜が作りたくて
我が家のガーデニング環境は、家の東側、玄関前の一坪がかろうじて植栽スペースです。朝日しか当たらないところに、背の高い木はミモザ、バラ、椿、柊などを、中背丈のものではアジサイ(隅田の花火)、ワイルドベリー、百合、低いものでは千両、クリスマスローズ(4種類)、各種シダ(勝手に生えてきたもの)、どんぐりの苗(発芽して2年目)、などを所狭しと植えています。
陽当たりの良い場所で野菜を育てる。これは悲願にも近い、すごくしたいことのうちの一つでした。子供だった頃には市民農園を借りて野菜を作ったり、大学は園芸学部に行きたいと思ったこともあったものでした。
そして、今回のこの貸し菜園。2×3mのスペースを年間10万円程度で借り、野菜の苗や種を植え育てるという施設です。クラブハウスがあって、そこでセミナーを受けたり、オーガニックビールやジュースの飲めるカフェスペース、そしてシャワールームまで完備されています。資材や苗は持ち込みができませんが、基本的な肥料や支柱などは無料ですし、スコップやじょうろなど全ての備品が完備されていますから、それこそ手ぶらででかけることができるわけです。
スコップ、くわなど全て完備
◆ 農薬は有機JAS認定内のものを
気になるのは土の質、農薬、肥料の種類ですが、まず土。人工地盤ということで、屋上緑化に使用する軽石を中心とした軽量土に培養土、ピートモス、そして補肥力を高めるためにゼオライトを混ぜたものだそうです。
元肥・追肥には魚粉や海草など匂いの少ないものを、そして殺虫剤は有機JASで認定されているデンプン液剤などを使用するということで、一応安心しました。
また、病気を予防するということで、「ニーム」というインド西ベンガル州のニームの実から抽出したオイルを月に2回程度葉や茎に噴霧するそうです。インドの人たちはニームの小枝で歯を磨いたり、アーユルヴェーダでもハーブの一種として使用されているそうです。
2月が養生期間ということで、全ての作物を抜き取ることになっていますが、同じ場所を更新することが可能です。野菜の価格が高騰するかもしれないし、自分で作り方を覚えたいし、何より土に触れていたいので、まずは1年間野菜づくりにチャレンジしてみようと思います。
◆ 実のなる野菜を約10種類植えました (5月13日)
最初にするのは元肥を入れて土を耕す作業です。
次がプランニングです。何をどこに植えるのか、背丈や相性などと考慮しつつ検討します。私の選定基準は、一株に沢山実を付けるものということで選びました。
ナス(早生、黒陽)、パブリカ(赤、黄色)、ズッキーニ、トマト(桃太郎、フルティカ)、オクラ(レディフィンガー、ベニー)、モロッコインゲン、コールラビ、そしてトマトの虫除けにナスタチウムを植えました。ナスタチウム以外は皆苗です。野菜11種類です。さらに枝豆と胡瓜も苗が入荷次第植えるつもりです。苗を植え、必要な物には支柱も立てるという作業、2人で2時間程度でできますよ。
<作付けプラン、こんな収穫物が>
http://www.agris-seijo.jp/garden/index.html
◆ 集う、学ぶ、楽しむ -初心者でも手ぶらで
5/13日現在、約90人が申しこまれています。30代のファミリーから中高年ご夫婦や、中には職場の仲間達5人でなどという参加もあります。「皆で植えた枝豆でビールを飲む日が今から楽しみです」とおっしゃっていました。バーベキューに持って行く野菜は全て自分たちの手作りなんていうのも楽しいですね。記念撮影もされていましたよ。
野菜づくりやフラワーアレンジメントなどの教室もあるので、作り方から楽しみ方まで学べます。野菜作り仲間との新しい出会いもありますね。
責任者の森口さんは「最初の収穫ができる3か月後位まで気は抜けません。」とおっしゃっています。昨年一年間試験栽培をして野菜が収穫できることは実証済みですが、実際初心者の私のような人が収穫の喜びを感じてこそ、ビジネスとして成り立つということでしょう。
作業の後、初夏の風を浴びながらテラスで飲むオーガニックビールは最高です。
毎週、畑に通う日々が始まりました。えっ、水は毎日あげなくていいの?週に2回の水やりもお願い(有料)することができるのです。何とも、至れり尽くせりのLOHASなアグリ・レジャーです。でも、ホント楽しいですよ。見学してみたいという方、いつでもご連絡くださいね。
クラブハウス外観
※アグリス成城 いつでも見学できるそうです。
http://www.agris-seijo.jp/
◆5月の野菜づくりレポート↓
http://www.owadajunko.com/archives/2007/06/5.html
◆6月の野菜づくりレポート↓
http://www.owadajunko.com/archives/2007/06/post_58.html
◆7月の野菜づくりレポート↓
http://www.owadajunko.com/archives/2007/07/7.html
投稿者 owadajunko : 16:26
2007年05月08日
心も身体も解き放ってくれるファッション「ECOMACO」
素材や染色面で環境配慮していて、着心地が良くて、ナチュラルなイメージで、手入れが簡単な服は無いかしら・・・
この一年、ずっと探していたのがLOHASなファッションアイテムでした。
◆ とうもろこしからできている繊維
そして、この4月に出会ったのが、長野在住のデザイナー岡正子さんが主宰しているブランド「ECOMACO」(エコマコ)です。長野講演の少し前にいただいた一通のメールが始まりでした。WEBサイトを拝見すると、柔らかく透明感のある、やさしい色合いの美しい服の数々が・・・ 岡さんのお住まいが長野と知り、これも何かのご縁と講演終了後、ショップを訪問することに。
お話をうかがいに来たはずなのに、ショップに入るなり、視線がその服に奪われてしまいました。質感、色合い、デザイン。素材はトウモロコシからできたポリ乳酸やシルク。シワ加工がされていているのですが、規則正しいプリーツではなく、何とも言えない自然な、水流を思い起こさせる立体感が。ポリ乳酸繊維製品は、熱に弱く(融点は約170℃)しわになりやすいという特性があるので、岡さんは最初から皺加工をしてしまうということを思いついたというのです。
透明のトルソーの中にはトウモロコシが
染色はいずれも淡いのですが、パステルのような甘い色ではありません。かといって、冷たいのでもなく、ほどよい感じなんです。グリーンはアロエ、黄色はヒノキ、ピンクは桜からといった具合です。季節限定で和菓子やさんが使った豆の搾りかすなども染料にするなどもされています。

この透け感が肌を美しく見せる!
まずは気になるアイテムを片端から試着し、コーディネートを決めてからお話をうかがうことにしました。最終的に決めたのが、オーダーメイドのスーツでお世話になったファッションデザイナー池本さんが見てくださったラッキーカラーの黄色をベースにした、ジャケット、インナー、パンツという組み合わせでした。素材はポリ乳酸とシルクの混紡です。
しかも、簡単に自宅で手洗い洗濯できて、すぐ乾くというではありませんか。シワ加工がされていますから、シワになることを気にする必要もありません。そして実際に数回着てみての感想なんですが、シワ加工しているということは、最初の寸法は大きめにできているわけです。それを加工して着たときにフィットするようにデザインされているので、伸縮するように肩や袖ぐりがとても楽なんです。コンセプトの一つに“フリー”という言葉がありますが、まさに気持ちが解き放たれる、束縛されていない自由な着心地です。さりとてウエストがゴムなどという無粋なことはありませんのでご安心を。そして、透明感がありながらも布が二重になっていて下着が透けることもありません。
写真がヘタでごめんなさい。もっと透明感のある淡いパープルなんです。
◆ エコロジー、ヘルシー、そしてナチュラル
ようやく落ち着いてお話をうかがうことに。元々はお母様がなさっていた洋裁学校の先生をしていらっしゃいましたが、ファッションやアパレルを通じて環境に配慮した仕事がしたいと思うようになり、1994年に学校の卒業作品展示会を地元の清掃工場で行うことに。そして96年にポリ乳酸からできた糸に出会い、アパレルの素材としての開発を始められました。
岡正子さん。マサ子さんのエコなので、エコマコ
ECOMACO(エコマコ)のコンセプトは、エコロジー、ヘルシーそしてナチュラル。
WEBサイトには次のように想いがつづられています。
<エコロジー>
21世紀のサスティナブル(環境型社会)を目指し、それに即した原料の選定及び製造工程にこだわります。ECOMACOの製品は、二酸化炭素の吸収(温暖化防止)、土中生分解(ゴミの減量)などに通じることを基本に考えます。
<ヘルシー>
大切な身体を包む「衣」だけに、常に「肌」を中心に考えた素材と色にこだわります。シルクを中心とした天然繊維に加え、21世紀の新素材繊維(とうもろこしでんぷん、大豆、ケナフなど)肌にとってヘルシーな素材を開発。色も天然染料(ナチュラルダイ)を基本に、マルチカラーコーディネーションを楽しめます。
<フリー>
心身ともに自由で軽く・・・。まるで自然の中にいるような開放感。ON、OFF両用。枠にとらわれない様々なシーンにアレンジが可能です。
http://oka-masako.com/ecomaco/concept.html
2000年からポリ乳酸を素材としたウエアをアトリエで販売するようになり、03年12に横浜元町店、04年10月に日本橋三越、そして昨年長野にショップをオープンされました。
元町と長野のショップの1階はエコロジーバッグの「GENTEN」で、2階が「ECOMACO」です。GENTENは「クイーポ」というバッグメーカーのオリジナルブランドで、同社の岡田社長が長野県出身ということから出会いがあり、「ECOMACO」のバッグも作られるようになりました。こちらも、ほんと優しいきれいな色が揃っています。環境配慮としては、皮のなめしに植物系のタンニンを使っているそうです。
http://www.kuipo.co.jp/ecomaco/index.html
今後は、色々な企業から出る植物系の廃棄物を活用したテキスタイルの提案や、LOHASをコンセプトに洋服だけでなくライフスタイルに関わる提案をしてきたいと抱負を語ってくださいました。
◆ ショップ所在地
http://oka-masako.com/ecomaco/shoplist.html
投稿者 owadajunko : 20:01
2007年05月05日
野草の花園、ひばりさえずる「くりもと地球村」 佐藤文彦さんの畑
◆ 菜の花にも色々な種類があったとは
この一年、マイブランドと呼べる野菜・畑との出会いを待っていたのですが、ついに、そんな畑と出会うことができました。それが、千葉県香取郡栗源にある佐藤文彦さんの畑です。
たまたまGRI日本フォーラムの合宿で3月末に宿泊したのがきっかけでした。深夜まで語り合った翌日は、早朝から畑で収穫のお手伝い。朝露をあびた色々な種類の野菜。
農園の主である佐藤さんの話をうかがいながら、皆で野菜を朝摘みしました。農薬はもちろん使いませんし、肥料は雑草を刈って撒いているだけだそうです。
驚いたことに、昨年植えた作物によって翌年出てくる雑草は異なるそうですよ。びっくり。ちょうど3月末には、雑草ではぺんぺん草の白、ほとけの座のピンクのじゅうたんと、まるで種をまいたように作物の種類の畝ごとに雑草の種類が変わっていました。
そして所々に色々な菜の花の黄色がアクセントを添えています。
色々な菜の花というのは、いわゆる菜種の菜の花だけでなく、小松菜の花、チンゲン菜の花、白菜の花も同じような花をつけるんですね。知りませんでした~
「皆さんがふだん食べている野菜は子供なんですね。大人になると皆花をつけるんですよ。」収穫しながら花のつぼみを摘んで食べて歩いていました。それぞれの野菜の味がしましたよ。
確か小松菜の花?
こちらは壬生菜の花
ひばりやスズメがさえずり、平飼いの鶏も元気に走り回るという場所です。
一泊朝食付で3,800円。グループなどの30名位までの合宿も可能です。社員研修に農業体験もお勧めです。(2007.3.31記)
<くりもと地球村>
http://www1.ttcn.ne.jp/~kurin/
地元の木を使った木造三階建て
◆ 17年前に就農 循環農法との出会い
佐藤さんは、お祖父さまが農業を、お父さまが公務員で、ご本人はお父さまの転勤で、大人になるまでは各地に住みました。大学で美術を専攻し、いざ美術の先生になろうかという段階で疑問を感じ、自分とは何なのか、アイデンティティを探して色々な仕事を模索し、25歳で生まれ故郷の大分に帰り農協に勤めることになったそうです。
農協に勤めて数年後、赤峰勝人さんとの出会いがありました。赤峰さん自身、農業を始めて5,6年たった頃、収穫量が落ち、体調が不良になったことをきっかけに、脱農薬農業へと転換し、12年の歳月をかけて循環農法を完成させました。
「草が土作りの主役であること、菌がバイ菌ではないこと、虫が害虫でないことを知って神草、神菌、神虫理論が出来たのでした。また、循環のものさしで原因と結果を追い求めてゆく中で、陰陽にたどりつき、循環と陰陽のものさしで世の中の動きを見るようになると、メチャメチャであることが手に取るように見えてきました。」とWEBサイトで語っていらっしゃいます。
<赤峰勝人さん なずなグループ>
http://www7.ocn.ne.jp/~akakatu/
◆ 土着、多様性、先住民族 そんな文化の防波堤でいたい
赤峰さんの畑に8年通い、自分の農業を自ら行おうと、ついに35歳の時に就農することになりました。以来17年、現在の場所に14年、土作りをしてきました。最初の数年はアカザなど手ごわい雑草が出ましたが、そのうち小さな花を付ける野草の花園に変わっていったといいます。土作りは微生物が発酵する土になったら堆肥も不要で、野菜の種類に応じて異なる雑草が生え、それを土にすきこむことで土の循環力が高まるそうです。今では約80種類の野菜を作り、家庭やレストランに個別配達をしています。
アトピーや精神的に問題をかかえている若者が長期滞在して、多くの人がよく眠れるようになり、症状が軽減しているそうです。
「太陽をあびて朝早くから起きて土や野菜にふれて、野菜中心の食事をしていれば、夜はしっかり眠れますよ」と佐藤さん。
広いところが好きで、土着しつつも了見が狭くなることなく、普遍性のある、かつオリジナリティのある仕組みをつくっていきたいと言います。“貨幣経済”の大洪水に対し、“土着、多様性、先住民族”といった文化を担い、防波堤、砦でありたいと。そして、子供たちに食や命の基本を教える学校を作りたいと抱負をお話くださいました。(2007.5.1)
しぼりたてのニンジンジュース。
砂糖やリンゴを加えなくても十分甘い!
※昨日、初めて地球村から野菜の箱が届きました。あの畑を見たことがないと、これがキャベツ?(まだあまり巻いていません)この巨大なほうれん草は何?と驚かれると思いますので、興味をお持ちになった方は、まず一度ランチを食べ(野菜のおかず7品程度、玄米ごはん、お味噌汁で1,000円~)、ひばりの声をききながら(季節限定)、畑を佐藤さんと一緒に歩き、平飼いの鶏さんに挨拶をすることをお勧めします。
炒めたニンジンも甘い。野菜の天ぷら。筍も。
※浜松町から高速バス(片道1,800円)90分 栗源(くりもと)バス停から車で5分 高萩1646-24
投稿者 owadajunko : 15:11